しかし、その前に伊賀鉄道で伊賀上野まで戻らなければならないのですが、上野市駅に戻ったのは電車が発車した直後という間の悪さ。
次の電車は1時間後なので、タクシーに乗って伊賀上野駅に行きました。
1日2,300円の安旅なのにタクシーに1,090円も使用...
何のこっちゃ分かりません(笑)

伊賀上野の次は、関で途中下車。
しかし、この関西本線の加茂-亀山間、本線とは名ばかり、予想以上のローカル線ですね。
大阪と名古屋を奈良経由で結んでいるにもかかわらず、いまだに非電化ですし、列車もワンマンカーです。
大阪-名古屋間は東海道新幹線と東海道本線があるから、この線は増強する必要なしということなんですかね^^;

関は旧東海道の宿場町です。

関駅から徒歩約5分。
旧東海道沿いに東西約1.8kmに渡って町屋が軒を連ねています。

これらの町屋は半数以上が明治期までに建てられたものだそうです。
関宿では、こうした古い建物を残し、電柱や電線をはじめとする、現代的なものを極力目立たないように工夫することによって、当時の宿場町の町並みの風情を残しています。

町屋には漆喰彫刻や細工瓦など、さまざまな意匠が施されており、こういった意匠に注目しながら散策するのも楽しいものです。
こういった町並みは、ややもすると、”作られた”感が出すぎてしまうものですが、関宿の場合、そういったゴテゴテしたところはあまり感じられません。
ただ町並みを保存しているだけでなく、そこに暮らす人々の息吹が感じられるというところが、この町並みの魅力の1つなのかもしれませんね。
(3)へつづく...