奈良の當麻寺
の門前にある「仁王門 稜(そば)」に行ってきました。
関西では結構有名なお蕎麦屋さんのようで前からかなり気になっていたのです。
ここでは、そば粉、挽き方の異なる「田舎そば」と「せいろそば」の2種類のそばを味わうことができます。
私が食べたのは写真の「田舎そば大盛り(1500円)」。
皮ごと挽いた挽きぐるみのそばで、香り豊かで甘みも強く感じるそばです。
黒っぽく、ざらっとしてボソボソっとした食感が好みの分かれるところかもしれませんが、田舎そば好きの私としてはそれを噛み締めて味わうのがまた美味しく感じるんですよね^^
つゆは少々辛め。
薬味は白葱と山葵。
いずれもそばをうまく引き立てていました。
また、このお店は皿、湯のみ、蕎麦猪口などに様々な焼きものが使われており、内装にも骨董の家具が使われているなど、そちら方面でも目を楽しませてくれます。
「将来、(道楽で)こんな店を作ってみたいなぁ...」と思ってみたりなんかして^^
ただ1つ残念なことがあるとすれば、量が非常に少ないということでしょうか。
大盛りでも普通の並み盛りかそれより少ないかという程度の量しかありません。
これで1500円を高いとみるか安いとみるかは人それぞれでしょうが、蕎麦っちゅうのは時として他の麺類にはない高尚さを感じるもんですね^^ゞ
ところで、このお店の前にある當麻寺、詳しい由来などは知りませんが、飛鳥時代から続くかなり古いお寺なのだそうです。
この日は拝観する人も非常に少なく、静かなたたずまいを見せていましたが、ぼたんの花の季節にはかなりの人で賑わうそうです。