先日訪れた金沢の兼六園
には「唐崎松」と呼ばれる松があります。
兼六園のほぼ中央にある霞ヶ池に張り出した枝ぶりのみごとな松で、冬の雪吊りされた姿は冬の兼六園の代名詞的な風景です。
「唐崎松」の唐崎は滋賀県大津市の唐崎のこと。
琵琶湖畔にある唐崎神社
の境内にある「唐崎の松」の種子を加賀藩の13代藩主前田斉泰が取り寄せて育てたのが兼六園の「唐崎松」なのだそうです。
唐崎と言えば、いつも釣りしている場所のすぐ近く。
ということで、先日釣行したついでに元祖「唐崎の松」を見てきました。
ただし、元祖といっても現在の「唐崎の松」は3代目なんだそうです。
初代は1581年に倒れ、2代目はその10年後に植えられたもので大正10年に倒れたそうです。
2代目は東西72メートル、南北86メートル、高さ10メートルという大樹で、「近江八景 」の1つ(「唐崎の夜雨」)に数えられ名を馳せたそうですが、それに比べると3代目は小振り。
しかし、それでも兼六園の「唐崎松」によく似ていて立派な松です。
この3代目は2代目の子供。
年代を考えると兼六園の「唐崎松」とは兄弟ということになるのでしょうか^^
さて、唐崎神社と言えば、「みたらし団子」発祥の地としても有名(?)です。
神社の目の前にある「かぎや庄兵衛」さんでは焼き立ての「近江みたらし団子」を味わうことができます(3本300円)。
このみたらし団子、やや固めですが、表面がパリッと香ばしく焼き上げられており、甘すぎないタレはたっぷり絡めてもくどくありません。
いくらでも食べれそうな美味しさです。
もちろん、お土産用(5本500円、10本1000円)もあり。
当然ながら焼き立ての方が美味しいので、できればお店で食べることをオススメしますが^^ゞ