所用で富山に行く途中、いつも通過するばかりで一度も訪れたことのなかった金沢に立ち寄りました。
名所・旧跡ということでは特に目当てはなかったのですが、まずは兼六園
へ。
さすがに日本三名園のひとつに数えられるだけあって美しいですね。
ただ、いくら緑と水の溢れる日本庭園とはいえ、さすがにこの時期は暑いです^^;
ゆっくり散策しているだけでも、ヘロヘロになってきます。
しかし、そんな暑い最中でも、散策する観光客を尻目にたくさんの人たちが麦藁帽子をかぶって黙々と庭の手入れに精を出していました。
これだけ大きい庭園となると維持・管理にも多くの人手とコストがかかり大変ですね...
兼六園の後は、道路を挟んで位置する金沢城 へ。
この金沢城、加賀百万石の象徴としてそびえ立つも現在は天守閣がありません(復元されていません)。
現存するのは石川門や2001年に復元された菱櫓、五十間長屋、橋爪門続櫓など、わずかな建物と石垣、堀などだけで、往時を偲ぶというには少し物足りません。
特に見所がないためか、「石垣めぐり」を城内を散策するモデルコースとして設定しているようなのですが、石垣マニア以外には少々辛いです^^;
金沢城を一通り散策した後は、最上層にステンドグラスをあしらった神門が特徴的な尾山神社を通って長町の武家屋敷方面へ。
この辺はテレビなんかでもよく目にする街並みで、加賀百万石の時代を彷彿とさせる趣のある佇まいです。
和服の女性が似合いそう^^
という感じで金沢を手っ取り早く散策しただけなのですが、個人的には散策の途中で立ち寄った九谷焼のお店以外には、また訪れたくなるような魅力的なものは特に見出せませんでした^^;
1回来れば十分...そんな印象の街でした^^ゞ