建築家との家創りって?
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

脱衣スペースのお話し②

昨日は、洗面と一緒になることの多い
脱衣スペースのお話でした。

女子がいるご家庭の場合だと、
洗面と脱衣を分けておく方がよい。

ということで、脱衣を独立した
部屋にする場合についてお話しました。

単独の部屋にするのであれば、
幅は1.2mくらいにしないと使いにくい。

でも。
限られた面積の中で、脱衣を広く確保する
って、なかなか厳しいかもしれません。

その分、他のスペースが少なくなる
ことにつながりますので。

では、どうするといいのかというと。。

洗面と一体にすればいいんです。

えぇ?
脱衣を洗面と分けたいって話ですよ?
って声が聞こえてきました(笑)

そもそも。
娘さんが脱衣を使うときに
洗面を使えればいいんですよね?

そうであれば。
一つは、サブの洗面台をどこかに設置して
使う時間が重なったときはサブを使えば
いいですよね。

だって。
娘さんが風呂を使うタイミングと
他の家族が洗面台を使うタイミングが
重なるのって、さほど多くないかも。。

もし。レアケースなのであれば、
そのために、単独の部屋にするのは
合理的とは言えませんよね。

でも。サブの洗面台って勿体ないです。
っていいそうです(笑)

例えばですが。
2階に各個人の部屋があるとして、
そのフロアにトイレがあるのであれば、
そのトイレ手洗いとして兼用すればいいかも。

できるだけ廊下に面して使いやすく
しておけば、十分機能してくれるはずです。

いやいや。
サブ洗面台をつくると、掃除が大変だから
いやなんです。。

なんて方もいるでしょうね。

もしそうであれば。。
洗面と脱衣スペースの間を仕切るための
何かを設置すればいいんじゃないですか?

引き戸を設置すれば、普段は開けておいて、
使うときだけ閉じればいいですよね。

引き戸までなくても、カーテンとか
ロールスクリーンでも、十分機能は果たすはず。

カーテンとかロールスクリーンであれば、
服を着替える時に手が当たっても痛くない(笑)
普段はスッキリしているので、申し分ないかも。

一体にして、ロールスクリーンで仕切る。
それでも充分なのかもしれませんね。

みなさんはどうしたいですか?

明日は、脱衣にあると便利な収納について
お話していきますね。

 

脱衣スペースのお話し①

昨日までは、洗濯スペースということで
いろいろとお話してきました。

そもそも。
洗濯スペースっていうと、お風呂の脇で、
洗面台と洗濯機が横並びになっている。

そんなカタチをよく見かけますが、
それに決まってるわけでもないんです。

もっと自由な発想で暮らし方に合わせて
決めていいんですよ。

そんなお話でした。

今日は、そのつながり(?)で
お風呂の脇にある脱衣についてお話します。

脱衣っていうと。
先ほどお話した通り、洗面台と洗濯機がある
2帖ほどの広さをイメージする方が多いはず。

実際、何も意図しなければ、それで
充分事足りますから。

でも。
女子のお子様がいる御家族の方であれば、
そのカタチって、あまり嬉しくないのでは?

子供が小さいうちはいいのですが、
思春期を迎える頃になると。。

娘がお風呂に入っていると、洗面台を
使えませんよね。

夏の時期だったりすると、
朝シャワーを浴びたりすることもあれば、
出勤前に歯磨きできなかったりします。。

そういうことも想定して。
脱衣を洗面とは切り離しておきたい。
そんな要望を聞くことがよくあります。

ということで、脱衣室として洗面と別で
部屋をつくるとしましょう。

どれくらいの広さを確保しますか?

そもそも。
服を脱いだり、タオルで体を拭いたり
服を着たりするくらいですから。。

そんなに広さ必要ないでしょうね。

最小な広さでいいんじゃない?
ということで、1帖ほどにする方もいます。

でも。ここで、少し想像してみてください。

もし。
トイレで服を着替えください。
っていったら、みなさんどうですか?

着替える時に、腕が壁に当たりそう。。
私個人的には、窮屈な感じがします。

それと、体の大きさも影響しますよね。

いやいや。
着替える時には、お風呂の戸を開けるから
大丈夫という考え方もできますね。

とはいえ。
かなりタイトなスペースになるので、
もう少し広めにするとよいでしょうね。

例えば。
幅を1.2mほどの内法にすれば
扉を閉じていても、よほど使えますから。

ということで。
ここまでは、脱衣を独立させたお話でした。

明日は、少し違う視点からお話しますね。

洗濯スペースをどうする?⑥

昨日は、洗濯スペースにあるといい
ということで、収納のお話しました。

収納メーカーがつくっている収納が
なかなか便利ということで、
ご紹介しました。

今日は、その続きですね。

まずは、こちらをご覧ください。

足元に洗濯パンがありますよね。
その脇にあるのは、多目的流し。

ボウルがかなり深いので、
念入りに何かを洗うためには最適です。

例えば。
代表的なのは、靴ですよね。
これだけ深さがあれば、ゴシゴシできます。

それ以外に。。

泥のついた洗濯物の予備洗いとか、
つけ置き洗いなんかにも便利ですよね。

予備洗いとか、つけ置き洗いであれば、
洗濯スペース脇にあると便利ですよ。

ちなみに。
もし、洗面と洗濯スペースが一体であれば、
洗面台を使うことで、多目的流しの役割を
持たせることができます。

とはいいつつ。
おしゃれな洗面台だと、ボウルが浅いので、
主要メーカーの既製品がオススメです。

それと。
多目的流しをつけるのであれば。。
その奥の壁面を、キッチンパネルにする方も。
ゴシゴシ洗うと、壁が汚れる可能性もあるので。

多目的流し以外には。

もし、ご自身でアイロンかけをするのであれば
アイロン台を載せるためのカウンターがあると
便利ですよね。

そのカウンターで気を付けたいのは、
設置高さ。

アイロンがけを立ってするのであれば、
床から90cmくらいの高さがいいでしょうし、
座ってアイロンがけをするのであれば、
通常の机高さとして、60-65cmくらいが
最適です。

立ってアイロンがけをする方が多いので、
90cmくらいにすることが多いかも。

それと。
アイロン台を収納する場所がいるでしょうし、
アイロン自体を収納する場所もいりますね。

ということで。
洗濯スペースについて、いろいろとお話を
してきました。

どんな使い方をしたいのか。
それによって、スペースの場所や大きさが
違ってきたり、必要なモノも変わってきます。

どんな暮らしをしたいのか。
それを想像しながら、決めていただけると
いいと思います。

参考にしてくださいね。
 

 

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>