夏の海外滞在記も今日で最後、その締めくくりは9月2日~4日まで滞在したニューヨーク編です。

2日朝9時にボストンのサウスステーションから行きと同じ「Lucky Star」のバスに乗りました。
でも、行きと違って車内は満員で、しかも出発直前に乗り込んだので席を選ぶ権利もなく仕方なしに僕はおしゃべりな黒人おばちゃん達に囲まれた席に座ることになりました。

そのおばちゃん達は案の定、終始しゃべりまくりで、おまけに出発するときにマックを食べていたのに、途中の休憩でまたファーストフードを買って食べているのには驚きでした。
だから腕周りが僕の腿周りよりあるわけだっ!とまあ肥満社会の一端を見たような気がしました。

ニューヨークに着いてからはMOMAに行きました。その日は金曜日で毎週金曜日の夕方4時以降は入場料がタダなので、ラッキーでした!!
MOMAは日本人建築家の谷口吉生の増築設計されたもので、葛西臨海水族館と同様白色系の素材の使い方が絶妙でとてもかっこよかったです!
6月にオペラハウスで開催されていた谷口吉生展でMOMAの模型を見ていただけに今回もアメリカ旅行では余計に見入ってしましました。

もちろん展示内容も面白くて、個人的にはジャン・プルーヴェが製作した椅子がよかったです。





翌日は現金も尽きてきていたので市内をぶらぶら散策してました。
ちょうど8月30日~9日5日まで「Labor Week」で何でもTax Freeだったのでカードでショッピングしてました。ニューヨーク州の税率は8%強なので、こういうのはありがたや~!!
ちなみに日本で1万円以上するリーバイスのジーンズが40ドルと超お得でした。




最後に帰国日は地下鉄でJFKまで行ったのですが、これがまたすんなり行けませんでした。
というもの、当日は日曜日でただでさえ電車の本数が少ないのに、このとき行こうとしていたルートの電車は20分待っても来ない!やっと来たと思ったら、車内アナウンスで「この電車は予定より遅れているから今から特急運転します!」とか言っていきなり停車駅がかわって降りたい駅で降りれずじまい。
おかげで、ルート変更して予定より30分以上遅れたあげくJFKにたどり着けましたが、このときはかなり焦りました。

帰りの飛行機は6割くらいしか席が埋まっていなかったので、5人席のうち3席を使って横になって寝ることができました(笑)でも14時間のフライトは疲れました。。

とまあ今回の北米滞在記を5回に分けて早足で振り返ったけど、他にもいろんな体験ができました。
特にアメリカは海外旅行で初の1人旅だったけど、毎日泊まったユースの人とおしゃべりしてたので全然孤独感がなく楽しめました。

とにかくなんだかんだで異国を旅すると初めて知ることはとても多いと思い知らされます。
建築学科の学生なので、やはり訪れる国々での建物や街並みが気になるけれども、その中で新しく発見する事実の方が知識として理解していることよりも多いのが現状です。
なので今は「質より量」をこなして、つまりいろんな都市を見聞して自分の中でストックをためていくことで、質(都市に対する目)を養っていけるのではないか、と考えています。

写真はMOMAと市内のストリートを撮ったものです。

台風一過ってとこですかね!千葉県内に住んでいるのですが、おかげで今日は一日家にひきこもっていました。

さて日を追って北米滞在記を振り返るのも今回が4回目で今日はボストン編です。
ボストンには8月31日から2泊しました。

31日の午前9時発のチャイナタウンから出ているバスに乗りました。ボストンまでは約4時間で料金は15ドル、途中一回休憩がありました。
安い料金の割にはバスはとてもきれいで50人乗りにもかかわらず、15人しかいなかったのでとても快適でした。ちなみに利用したバス会社は「Lucky Star」です。他にもチャイナタウンから出ているバスは4社くらいあって、どこも15ドルっぽかったです。


ボストンでの宿泊先はまたまたユースホステル!でも地価鉄の最寄り駅が「Hynes Convention Center」のこのユースはとてもきれいで、チェックイン時にサンダルとバスタオルを渡されました。しかも朝食はダンキン・ドーナッツで一階のラウンジではコーヒー、紅茶が飲み放題!!バスルームも個室!!!
そういうわけで今まで利用したユースの中でもボストンのユースはとてもよかったです。ボストンに行くときはいくときは是非利用すべし!ちなみにドミトリーは6人部屋でした。

チェックインしてすぐに市内を周りましたが、この日はカトリーナの影響か、風がとても強くて歩くのも大変なくらいだったので、一瞬観光するのをあきらめかけたくらいです。
ただ、そのときはカトリーナが大惨事を招くくらい巨大なハリケーンだとは知らず「アメリカもハリケーンがくるときは大げさに報道するんだなあ。」とおもってたくらいでした。翌日メトロで配られた新聞の見出し(「Anarchy!」)をみて、ひどいと知りました。


さてさて、ボストンでは主に大学を見てきました。MITとハーバードです。
トロント大学もそうだったけど、日本の大学と違って塀がないのでどこからどこまで大学の敷地かよくわかりませんでした。

この2つの大学にはガイドブックには載ってなかった著名な建築家の作品があったのでびっくりしました。
MITにはエーロ・サーリネン、アルヴァ・アールト、スティーブン・ホール、フランク・ゲーリー、
ハーバードにはル・コルビュジェ(北米唯一の建築)
がありました。

特にスティーブン・ホールの「Simmons Hall」は学生寮として使われているらしいけど、MVRDVっぽくてかっこよかったです。窓枠や接合部といったディテールもしっかりしていて近くで見たほうが迫力ありました。




ボストンは全米ワースト10に入るほど交通渋滞がひどいらしくて、実際朝夕の通勤アワー時の混みようはひどかったけど、ニューヨークと比べて高層ビルが少なく英国風のレンガ造りの建物群が並んだストリートの沿いの光景はとてもきれいでした。


  


あと街中も生ゴミ臭くなく緑が多かったので、過ごしやすいというか個人的には好きな街です。

ただ、やたらとレッドソックスの帽子やらTシャツを着た人を見かけました。阪神ファン以上に熱狂的なのでしょうか?(笑)

写真はスティーブン・ホールの「Simmons Hall」、赤レンガの建物で構成されたショッピングストリート、ボストンコモンです。

ニューヨークには8月27日~30日と9月2日~4日まで計6泊滞在しました。なのでニューヨーク編は2回に分けて振り返ってみたいとおもいます。今回はその1回目で8月27日~30日です!

27日の朝10時16分発のトロント発ワシントン経由の便でニューヨーク、JFK空港に到着したのは午後4時前でした。
チケットはユナイテッド航空の早割り周遊チケットだから仕方なかったけど、直で行けよ、とおもいましたが、仕方ないか。。ちなみにこのときの飛行機はいずれも50人乗りの小型機でぶっちゃけかなり怖かったです。

さて、JFKからマンハッタンに向かおうとしたものの、環状になっているエアトレインからなかなか抜け出せなかったりで、宿泊先のユースホステル(ウェストサイドの103番街)に到着したのは午後6時前でした。やっとのおもいでチェックインしたものの、このユースには萎えました。というのも、今まで泊まったユースの中でも一番汚くて、しかも朝食もついてなかったからです。




そんなわけでニューヨークの印象はあまりよくないです。
なぜか?それは、

物価が高かった&飯がまずい、というのもあるけど、何より

街が生ゴミ臭い、ゴミの分別や冷房の使い方といった環境へ配慮する意識がほとんどない、地下鉄が汚い&電車が全然来ない、からです。

「もし英語を話さない国だったら発展途上国とかわんないじゃん!」ておもったくらいです。マレーシアに似たアジア的な雑多な印象すら受けました。

ともあれ、感心したこともありました。それは、おもってたより超高層ビルが少なかったけれども、グリッドの中であれだけ高層ビルが建つと景観とかセットバックうんぬんなんて関係なくて、むしろ「こんな都市形成のあり方もありなんだな。」てことです。
しかもいわゆるオープンスペースがあまりなくても、いたることころにカフェやら飲食店があるので「一息つく場所がない!!」とおもうことは全然ありませんでした。




日本で高層ビルを建てるときには必ず建物が敷地境界線より内側に引っ込んで地上部にオープンスペースを設けるようにされているけど、実際は一般人があまり利用することのないデッドスペースとなっているケースが少なくないのが現状です。

だから、セットバックどころか、地上解の庇が歩道にまで突き出たセットフロントさえしているニューヨークをみていると、住みやすい街を創造していく上で何が建築・都市計画に求められているかについて考えさせられます。

写真はユースホステル付近の団地、エンパイア・ステート・ビルディングからの市内の眺望、そしてブルックリン橋を撮ったものです。