






トータルブランディング デザイナーの
アーチ・コア多陀です。皆さんは「こだわり」と聞くとどんなイメージをもっていますか?
先日、コンサルでたまたまこんな話をしておりました。

「人が思うこだわり」について。
冒頭の、皆さんは「こだわり」と聞くとどんなイメージをもっていますか?という質問。
おそらく、『プロフェッショナルの流儀』で出てくるような、プロフェッショナルや職人みたいな人をイメージしませんか?
で、そういう仕事でもこだわる人の割合って、一握り。
ボクもそう思っていたのですが、デザインやコンサル業を長年やっておりますと、とあることに気づきます。
クライアントさんのほぼ9割以上の方がこだわる。
ということ。
これ、ほんとです。
ほとんどの方(ほぼ全員といってもいい)がこだわります。
もちろん、本業でされている事に関してこだわるのは当たり前で、納得できるのですが、そういうカテゴリーではなく、デザインや自分の写真(見せ方、プロモーションなど)の自分の専門外の事について、めちゃこだわるんですね。
不思議に思う方も少なくないと思いますが、デザインや見せ方はこちらが専門なのですが、通常なら「プロ(専門家)の意見を尊重する」イメージがありませんか?
皆さんがイメージしていた、一握りのプロフェッショナルや職人の人がこだわるイメージとどうでしょう?
自分の思う「こだわり」とは
こだわりではなく、
ほとんどがその人が持っている
「感情」と「先入観」が合わさったもの。
(これ、ブランディングやプロモーションをしている時に、ほぼ!ほとんどの人と言っても過言ではない)
本来の力を100%発揮するものではなく、
その人の本来の魅力を30~40%に縮小するもので、それを邪魔するものが多い。

「プロフェッショナルな人」=「こだわる」
というイメージがあるために、自分もそうなりたい、プロフェッショナルな人になりたい、そう思われたい。
要は、本人が「こだわり」だと思っているだけで、
「こだわる人」になりたい、という事だ。
デザインの仕事をやっていて、そのこだわりがなければ、もっと開花するのに、勿体ないとしか言いようがない、と思うことがほんとに多い。
それも、こだわりというのは、そもそも他者から見たときに「あの人はこだわっている、すごい!」というように評価され、こだわりというのは自分が決めるものではないわけです。(ここ重要)
自分が
「こうなりたい」
もしくは、
「こうなりたくない」
という感情が引き起こすもので、
そもそもが「自分の個性」をわかっていない人がほとんどなわけだから、
どこまで行っても、自分磨きにはならないのです。
ただただ、時間だけを無駄に使うだけなのだ。

ほとんどの人は、たとえば何らかの形でこだわっているのであれば、
ほとんどの人がすごい人になってますよね?
これは言ってみれば、ないものねだり(手に入らないもの)を時間をかけてこだわり続けることに何の意味があるのでしょうか?
それは本質的には大切な時間をずっとドブに捨ててるようなもの。もったいなくないですか? という話。

大きく変わりたければ、簡単で仕組みはシンプル。
【(自分にない)人のチカラを借りること】
大きくなっている人は、ほとんど他の人のチカラを借りています。
そして、超一流の人ほど、
(上記で話した普通の人が待っている)こだわりが恐ろしいほどない。
すごく自然体で、周りの意見を受け入れる。
かと言って、こだわりがないのか?というとそうではなく、
「本物のこだわり」を持っているということ。
本物のこだわりは、それとは被らないし、
確実に結果が出ます。
結果に結びつかないこだわりは、
ただの「自己満足」。
結果の出る人ほど「素直」

ボクのクライアントさんでも、ホントに素直な方は、どんどん変化していくし、自然に評価もついていきます。
それは、ボクが言わなくても、周りで見ている人が一番わかるはず。
自分がこだわってるものが、本物なのか?自己満足なのか?
それが時間とともに、
「それなりの結果を生んでいるのか?」
それか、
ずっと「鳴かず飛ばずなのか?」(笑)
です。
しっかりと自分のゴールを見極めることが大切。
自己満足で押し通すのか?
(自己満足が悪いわけではない)
結果を求めるのか?
大きく進化したいなど、結果を求めるのであれば、今すぐ自分のこだわりという名の自己満足を捨てる事です。
その時点から、初めてあなたの真の進化がスタートするのです。

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多陀賢二(ただけんじ)Arch Core Inc. 代表取締役社長+CEO
嵯峨美術短期大学(現・京都嵯峨芸術大学)卒業。
印刷製版会社、デザイン会社、企業のデザインチームのリーダーをつとめ、10年のマネージメントでも「離職率0%」を誇る。
2009年、『(株)アーチ・コア インコーポレーテッド』を立ち上げ、トータルブランディングデザインに特化して、全国からデザインを受注。デザイン業務の傍ら、出版、セミナー講師、イベント、コンサルティング活動も展開。最近はミュージシャンのプロデュース、自身もドラマーとして。ステージに立つ。個人投資家の顔も持つ。
★好きな人 武豊、ヒロミゴー、小田和正
★好きなこと 「考えること」
<著書紹介>