トータルブランディング デザイナーのアーチ・コア多陀です。

【楽天証券】本当にあった怖い話その5


楽天証券で株式分割の売買で本当にあった怖い話

その5になりました。


この話は、楽天証券との取引で実際にあった話です。
時系列にリアルタイムで進行しています。(24みたい)

今回、最初に言っておきます。

めちゃ長文ですw


前回までの経緯はこちら

その1
その2
その3
その4


わかりやすく掻いつまんで言いますと、




8/20 アップル株を「467$」で「27株」取得。

8/28 アップル株「500$」「502$」で合計「7株」売却。(利益:2万ちょっと)

8/31 ↑の売却分の税金分「5万2724円」不足していると通達


これでもややこしいと思いますので、さらにシンプルにしたイラスト図を


楽天証券 株式分割での不具合図


要は、楽天証券が言うには株式分割時のルールで平均取得単価の計算をした、ということですが、図を見てもらえればおわかりのように「平均取得単価」のみが変更されています。

これでは実際の取引額とは差額が出るのは明らかで、この計算のルールがおかしいことが明確です。

株式分割でのルールで翌営業日になったとしても、この調整方法は誰が見てもおかしいことがわかりますし、調整するのであれば売却額と株数も調整しなければなりません。

平均取得価額がおかしい

管理画面から確認すると、取得した額「467ドル」から何故か「145ドル」に変更


これを楽天証券へ問い合わせたところ、この計算で合っている、という回答。


そして、こちらがお願いしていたのは、

■「なぜ、実際には平均取得単価が『467ドル』で取得したものを『145ドル』で計算したのか?

■また、分割後の平均取得単価が『116ドル』にならなくてはいけないものを『145ドル』になったか?」



これを書面でほしい、と言ったところ「書面では対応できない」と言ったのでメールでいただくことになっていたのですが、、、


それで、結局、2日待たされまして、、、


来たのがこれ。


(ちょっと内容を熟知していないと理解できないと思いますが)

平素より楽天証券をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。
メールでのご回答が遅くなり、申し訳ございません。
お問い合わせの件につきまして、ご案内申し上げます。

まず、ご説明に際して状況を整理共有させてください。
記号については以下の通りです。
A ...保有残高情報
B ...損益評価
C ...特定口座内での計算上の平均取得価額


【残高・資産等の動き】(ドル表記)
①8/20 27株@467ドルにて買付
A保有残高:27株/平均単価:467ドル/手数料22ドル/資産総額:12,631ドル

②8/21 ①の実取引は深夜であるため、国内約定日8/21として記帳
C平均取得価額:467.8148ドル

③8/28 7株(分割対象外)/502ドルと500.33ドルにて売却(売価代金合計3491.55ドル/実益216.8464ドル)
A保有残高:20株/終値:499.23ドル/資産残高:9984.6ドル
B現地実益:216.8464ドル/評価損益:628.304ドル(合計+845.1504ドル)

④8/31 ③の実取引は深夜であるため、国内約定日8/31として記帳(分割前)
⑤8/31 分割株60株入庫処理(総株数80株)
A保有残高:80株/終値:129.04ドル/資産残高:10,323.2ドル

★C平均取得価額:145.1839ドル(「総平均法に準ずる方法」にて分割での株数増を先に算入します)
B国内実益:2,475.2627ドル/評価損益:-1,291.512ドル(合計+1,183.7507ドル)


今回の事象につきましては、現地米国との時差により日本国内の記帳日が翌営業日となり、
上記④及び⑤が同日となってしまったことに起因するものでございます。
これにより、税計算上の利益が過大となり徴収税額も多くなってしまいましたが、
一方で評価損益は含み益(③ B)から含み損(④⑤ B)に差替わっております。
(税計算上では、実現損益と評価(含み)損益の合計は同額で、今後、保有残株式の売却時には
利益が少なく計算されることになりますので、源泉徴収税額は少なくなります)


本来であれば③の実益に課税すべきとの多陀様のお考えもごもっともではございますが、
★弊社では上記プロセスで計算しておりますので、
計算ルールを変えた個別の対応には応じることができず、ご理解を賜りますようお願い申し上げます



なお、証券会社によっては、分割株の入庫処理を権利落日の翌営業日にずらす事により、
譲渡益の計算をお取引等の動きに合わせている会社もあるかもしれませんが、その場合は権利落当日に
子株を売却することができなくなるため、弊社では、お客様の★子株売却の機会損失を防ぐため、
権利落日に入庫処理を行っております。


★※「総平均法に準ずる方法」
同一日に同一銘柄の売買があった場合の平均取得価額は、譲渡の都度に取得価額の計算を行うのではなく、一日の取引が終了した段階で買付分を先に組み入れて平均取得価額を計算する。
(分割入庫の場合は、買付単価0円で算入)

今後とも、楽天証券をお引き立ていただきますようお願い申し上げます。


楽天証券株式会社



ま、結局のところ、長々と書いてありますが、


よくわからん。


(というか、先方がどこを誤魔化そうとしてるかは明確に理解しています)

しかし、これで納得する人がいるんですかね?


ルール的なことは長々と記載されていますが、結局、なんで「平均取得単価のみを変更するのか?」平均取得単価をいじるのであれば、売却金額も合わせていじらないと、あかんやろ、という事と、

なぜ、そもそも平均取得単価が「145ドル」になるのか?

という分かりやすい説明は書いてないわけです。


で、この説明を聞くのに、前回の上席の「サクライ」という女性が担当だったのですが、都合がつかないということで、さらに上席の「ハヤシダ」という女性が電話対応に。

(ちなみに、下の名前を聞いたのですが「カスタマーセンターのルールで下の名前は教えられない」ということで教えてもらえませんでした。そんなことあるんですかね?
大切なお金を預けているのに名前すら教えない、というこれまた怖い話です)



本来は、できるだけすべての会話を載せたいのですが、ものすごい量になってしまうため(^-^;)、ポイントだけ。といっても長いです。


■なぜ平均取得単価が145ドルになるのか




で、なぜ平均取得単価が「145ドル」になるのか? を聞いてみたところ、

8/20に27株購入された金額が①になっておりまして、今回分割により「60株」増えましたので、計算上は元々の27株+この入庫の「60株」を足して、合計「87株」で割った金額が…

「いやいや、87株にはならないじゃないですか? 元々分割前に27株で、7株売って→20株残ってるわけですから、87株になる計算がそもそもおかしいじゃないですか」

あ、、、はい。。。

「27株から、7株ってですね。残りが20株ですよね?(アホに聞く言い方みたいですがww)
これを4倍にして80株にするのはわかりますよ。単純な計算ですから(笑)

それをなんで87株にするんですか?」

はい…え~、ここが大変わかりづらくても申し訳ないのですが…有効になった日付が8/31。28日の夜間の取引が終了して、入庫の株の処理が同じ31日になっているんですけれども… 

はい。あの、、権利を取られたのは20株分の4倍ですので、、60株入庫になりまして、こちらが入庫になったのですが、、、こちらがの平均取得単価の計算が、日本の税制のタイミングで計算するという、内容になってしまいまして、、、

そのために、一旦7株売却されてらっしゃるんですけれども、、、あの、現地の28日のお取引と31日の入庫になった60株も含めて、平均取得単価が再計算されてしまいまして、、、



(これ、皆さん。意味わかります???)


「よくわからない計算方法を言われても、87株なんかになるわけないじゃないですか? それをそもそも「87」で計算するからおかしくなってるんですよね?それを言ってるんです」

あ、、はい、、たださまが仰られる通りなんですが、、、メールでも事情を記載しましたように、権利落日をずらしてしまいますと、31日に入庫した子株の60株を売却することができなくなりまして…

「いやいや、そもそもそういう事情の問題ではなくて、いつ株を売ろうが、何株売ろうが、きちんと処理されるのが、証券会社、楽天証券の仕事ですよね?

これ、ちゃんと処理できてないわけですから、不具合というかこれ不正ですよね?

これって、楽天証券さんだけの独自のルールなんですか? こんなやり方で人の大切なお金を運営をしているんですか?」

・・・・・楽天証券だけか定かではないのですが、夜間のお取引に関しましては~、日本のカレンダーですと31日のお取引になります。

「別に31日になったところで、ちゃんと処理できればいいわけですよね? なんで平均取得単価が145$になってるのか?を分かりやすく説明してもらうためにメールで計算方法を送ってもらってるのに、これ見たらその計算方法は載ってなくて、もういきなり「145ドル」になったことになってるじゃないですか?」

はい、計算方法としましては~~、総資産額(①のところ)の「12.631ドル」を「87株」で割った計算がそうなります

「だから、87株になるんですか?という事ですよ。単なる不具合じゃないですか?(笑)」


※ここでちょっとだけ解説しておきますと、、、なぜこの「87株」がおかしいか?と言うと、

そもそも「27株」持っていて「7株」売り、

本来なら、27株×4=「108株」で計算しないといけないわけです。

「12.631」÷ 108=「116.95ドル」となり、これが正しい平均取得単価になります。

それを分割前の「7株」と、残りの分割後(20×4)「80株」を足して「87株」という変な計算をしているわけです。



これを楽天は、このつじつまの合わないめちゃくちゃな計算方法が合っています、という理屈を通しているわけですね。



楽天証券のシステム、もしくは処理する人って、

馬鹿なんですかね?



■あくまで不具合ではないという楽天証券の主張

で、話を戻すと、

「よく楽天証券さんて、米国株の不具合がよく起きてるじゃないですか。今日も不具合のおしらせ来てましたよね?」

はい、米国株はたしかに不具合が多いですね

「ですよね? それだけ不具合があるのであれば、これも完全なる不具合じゃないですか? 不具合は不具合なので、それを正当化できないじゃないんですか?」

あ、この計算に関しましてではですね、楽天証券がお客様のお取引機会の損失を防ぐために、行っている処理でございます

「いやいや、機会損失の前に実際のお金の損失がめちゃくちゃ出てるじゃないですか?」

あ。売却の機会損失をなくすためになっているものでございます

「そのルールでやったら、結果としては、10倍の利益が出た計算になり、お客様に10倍の税金を支払わせることになったわけじゃないですか?

『計算上、表示額がそういうなってます』と、前回の方が仰ってたのですが、実際に利益は出てないのに、不足金(税金)は支払ったわけじゃないですか?

じゃ、なんですか? 計算上そうなったのであれば、その出たことになっている利益分(25万?)は振り込んでくれるんですか?」


あの~、売却の利益のところは~、変わらない状況で、、、

「変わらないのであれば、次の日に数字がこうなっていても履歴が残ってるんですから、調整すればいいだけのことじゃないですか? それをなぜ『正しい』と言い続けるんですか?という当たり前のことを聞いてるんです」

平均取得単価のところは~~



(と、この禅問答のようなやりとりを永遠にする)



「これをね、不具合であれば「不具合です」でいいんです。不具合であれば、時間をかけて訂正します、でそれで、そりゃ不具合もあるだろうと。こちらは納得できるんですよ」

あ、不具合ではないです。

「不具合ではないです、って何で言えるんですか?」

今回、平均取得単価の計算上そうなるということですので、、

「今も不具合で、損益額の表示がおかしくなっているわけじゃないですか? 何でそれで不具合じゃないです、って言えるんですか?」

それは履歴にちゃんと残ってますんで、、、計算上そうなるということでございます

「計算上合ってれば、116ドルにならないとおかしいじゃないですか?」

あ、それは単純に4倍とか4分の1にすると、そうなるんですが、、、

「いやいや、そうならないとおかしいんですよ。単純に4倍とか4分の1で合わないとおかしいんんです。わかりますか? あのね、売買したからとか一部売ったからとか関係ないんですよ。
それで不具合が大量に出たとしても、間違ったとしたら、どれだけ件数が多くても、ごまかすのではなく、一つ一つきちんと処理すればいいんですよ。それが、あなたたちの仕事なんですよ。」


「たしかに、、間違っていればそのように処理しないといけないんですが、今回は入庫処理の日付が、、、」

(もうええわ!) 心のツッコミ。


(禅問答が鬼のように続く)


■本当にこんなおかしいことが以前からあったのか!?


「これね。楽天証券さんがこれが正しいルールです、というのであれば、今までに株式分割って普通にあるわけですから、今までにもこんなことってあったんですか? それか初めてだったんですか?」

いえ。そういったことではないです。入庫日の権利落日の当日にするというのは、もう何年も前からでして。。

「ということは、何年も前から『株式分割』される度に、こんなトラブルが起きてるんですか?」

はい、さようでございます

「え? 当然クレームめちゃ来ますよね?」

え~~、、、そうですね~~、まぁ。。。

「いやいや、想像しなくても来るに決まってるじゃないですか。

いや~。ルールやから仕方ないね~~!】というお客さんなんかいませんよ(笑)

仮に何年も前から同じルールでやっていたら同じクレームがずっと繰り返しあるわけですよね? であれば、なぜそのようなトラブルがある、ということを事前に【注意喚起】しないんですか?」

そのような計算方法がわかりづらい、ということは確かでございます…

「わかりづらいですよ。こんなん誰もわからないですよ(笑) これ、僕の周りで何十年株をやっている人でも、聞いたことがない、知らないぐらいレアな事象なんですよ。(ま、普通はあり得ないと思うけど)

本来、こういうことがずっと何年も前からあるのであれば、この税金が10倍発生するような、おかしなシステムを改善しないといけないし、事前にこういう事象が発生する、ということがわかっているのであれば、事前にわかりやすいようにトップの「お知らせ」に注意喚起をしないといけないですよね? そんなお知らせ見たことがないし、

それにその注意喚起を怠ったのであれば、それはそれで、やるべきことをやっていなかった楽天証券さんの責任じゃないんですか?」


・・・・・・


「いや、何年も前からあるんですよね?今回みたいな税金10倍発生しているんですよね?」


はい。以前からのルールでございます。たしかに、わかりにくい計算方法ですので、これから画面等にわかりやすい所に計算方法などを掲載していきたいと思います



ま、ということで、、、今回平行線のままというか、煙にまかれたというか、楽天の方はこれから問い合わせても同じ事を繰り返し言われるだけなので、これもまた知り合いから教えていただいた、

「日本証券業協会」の「証券・金融商品あっせんセンター」という証券などのトラブルの相談窓口のようなものがあるようですので、そちらにも一度、問い合わせようと思っております。

今回の件は、完全に泣き寝入りするパターンだとは思いますが、まず、こうしてブログなどで詳しい本当にあった実際のやりとりを皆さんに知っていただき、本当の意味での注意喚起
や参考にしていただければ、と思います。


そして、周りに株をやっている人(特に楽天証券)に教えてあげてください。


これは、あくまで楽天証券の悪口ということではありません。


本当にあった事実を書いているだけで、上記にも書いたように、僕のように(株式分割前日に取引をしたらこんなことになるというルールがあることを)知らずに売却してしまい、不要な税金が10倍発生した、という経験を知っておいて、同じトラブルに巻き込まれないよう、少しでも被害者が出なければ、と切に祈ります。


次回は「日本証券業協会」に相談したいと思いますので、またご報告させていただきます。

証券あっせん相談センター
日本証券業協会 証券・金融商品あっせん相談センター


かなりの長文にお付き合い、ありがとうございました。m(_ _)m


※ちなみにこれは何度も言いますが、これは楽天証券の会社の代表的な回答ですからね。ここ大事ですし、これは大問題です。


その6へつづく。



その1はこちらから↓


その2はこちらから↓


その3はこちらから↓


その4はこちら↓







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ビジネスブランディング トータルブランディングデザイナー・多陀賢二プロフィール

多陀賢二(ただけんじ)Arch Core Inc. 代表取締役社長+CEO
嵯峨美術短期大学(現・京都嵯峨芸術大学)卒業。
印刷製版会社、デザイン会社、企業のデザインチームのリーダーをつとめ、10年のマネージメントでも「離職率0%」を誇る。
2009年、『(株)アーチ・コア インコーポレーテッド』を立ち上げ、トータルブランディングデザインに特化して、全国からデザインを受注。デザイン業務の傍ら、出版、セミナー講師、イベント、コンサルティング活動も展開。最近はミュージシャンのプロデュース、自身もドラマーとして。ステージに立つ。個人投資家の顔も持つ。

★好きな人 武豊、ヒロミゴー、小田和正
★好きなこと 「考えること」



<著書紹介>










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