トータルブランディング デザイナーのアーチ・コア多陀です。
アップルの株式分割により、楽天証券のシステムエラーが起こり、ネットでは損益額や平均取得単価がおかしくなっている、との声がかなり多く見受けられました。
前編の記事はこちらより↓
楽天証券米国株不具合のお知らせ
（簡単に前回の内容をまとめると）
（クリックで拡大図が別画面で開きます）
8/20に「467＄」で27株を一括で購入。
そして、こちらが8/28にそのうち「7株」だけを（「500ドル」「502ドル」の2回で）で売却しました。
でも次の日、株式分割の日。
「467ドル」で取得したはずが、なぜか「145ドル」で取得したことに。
前日にアップル株を売却したことで、平均取得額だけが「145ドル」におかしくなり、
なんと！アカウントロックされることに。。。
（これが前回までの内容でした）
そして、すぐさま再度、楽天証券に問い合わせ。
（ちなみにこれも自動音声が流れるも、なかなか繋がらない、20～30分待ちはざら）
ようやくオペレーターに繋がるも、昨日の担当は繋がらず、折り返ししてもらうことに。
（また、ここからなかなか待たされるわけですが）
そして、ようやく夕方ごろ、に前日の担当の「ハラダ」という女性から電話があり、
「多陀さま、アカウントロックの件、大変申し訳ございません～」
（そりゃ、そうだ。それはええから早くアカウントロック解除して！）
で、ここからが本当に恐ろしい話です。
その全貌をご覧下さい。
「たださま。昨日おっしゃっていた、8/28のアップル株の売却の件ですが、、、計算は合っています。」
「は！？？？ 合っている？？？」
取引履歴より
楽天証券の担当の説明によると、
「8/28に売却いただいたものが、国内約定日が翌営業日8/31に該当するので、当日株式分割が行われるので、同時に株数も入庫されるので「87株」で割ったのが平均取得単価になる計算になります。」
なんで「87株」になるのか、ちんぷんかんぷんですが、、、
そんなややこしい計算よりも、シンプルに467ドルで取得したものを501ドルで「7株」売ったものを、4分割するならどちらも分割する、分割しないならどちらも分割しない、それだけの計算でいいはずですよね？
複数回購入すると、取得単価がが変化しますが、これは、467ドルで1回で購入している訳なので平均取得単価が変わるのはおかしいわけです。
単純計算しても誰が計算しても4で割るなら「116ドル」にならないとおかしい。
「この平均取得単価は、単純に4倍したものではないんです」
（ますます、意味がわからん）
「画面に出ている評価損益表示というのは、そもそもの平均取得単価が変わっておりますので、正しい数字、、というか、認識いただいているものとは違うということですよね」
（ほんまに意味がわからん）
「百歩譲って、画面上の評価額の表示がおかしいだけで、実際の金額には影響ないですよ、という話だとしても、実際に売却時に10倍の利益が出たことによる「不足金」（5万）は請求されているわけじゃないですか？ こちらの問題はどうなんですか？」
「こちらに関しましては～……、本来であれば～……あ、すいません。実際に発生してしまっているものになりますので、5万円をご入金いただいて不足金解除ということになります。」
「でも、これは平均取得単価だけが変わったから、本来2万しか利益が出てないのに25万ほど利益が出たことになっているが、利益は実際には出てないわけじゃないですか。」
「今回、平均取得単価が変わったことにより、利益が先に出てしまった…ということになりますね。」
「いやいやいや、本当は利益は出てないわけじゃないですか。2万円しか出てないんですからね。本当に145を500で売ったわけじゃないじゃないですか？」
「分割前の価格でも利益が出ていたので～、今回分割されてしまったので、それが想定していたものよりも、大きく出てしまった、ということになります。よろしいですか？」
（は！！！！？？？？）
こいつは何を言っているのか。
「あの～～、、、利益は株数が変わっても変わらないじゃないですか？ 株価は4分の1になっても株数は4倍になるんだから、理屈は変わらないですよね。」
（これ、皆さんも想像してください。ほんとにね。ここまで来ると呆れるというか、馬鹿にものを教えてる感じで、めちゃ丁寧に話してる。う～～ん、我ながらよくキレずに淡々と話しているものだ。自分を褒めてやりたい）
「全部売り切ってしまえば、そこは変わらないんですけれども、今回分割によって平均取得単価が変わり再計算されたので、その平均取得単価を元に計算されることになりますので～」
「え？ じゃ本当の数字も変わるじゃないですか？ 実際にもそんな利益が出たことになってるんですか？」
（※補足ですが、本当に利益は出ていません）
「ただですね、今保有しているアップル株の評価分が表示されていると思うんですけれども、実際にはここはそんなに損益は出てないので～、、、損益が今回の取引で按分されている感じですね。」
「いやいや、按分されてるとかどうとかよりも、本来払わなくていい不足金（税金）を5万2724円払え！って事になってるわけでしょ！？」
（少しトーンがデカくなってきてますww）
「平均取得単価が分割されたことで計算されて、利益が出たことになってしまっているので、今回不足金はお支払いしていただくことになります。」
「株式分割が行われたとしても、利益が出てないのに利益が出たことになってるのは、単純に不具合じゃないですか」
「売った金額は変わらず「固定」で計算するんですけれども、難しいんですけれども、売った順番を見ない、ということで……分割前の価格で売却して約定しているんですが、その分割後に株数が入ってきてしまっているので……」
「いや、それだとね。平均取得単価だけじゃなくて、売却額も株数も変化させないとおかしいですよね。え？これ誰が考えてもわかることじゃないですか？ え？そのおかしいい計算になって、本当にその10倍の税金をこちらが払わないといけないんですか！？」
「さようでございます…」
「は！！！！！？？？？」
（いや、、、実際はこの時点で、、、言葉も出ない）
「そんなにおかしいシステムってあります？？？ これってこちらからすると、詐欺に遭ったような感じじゃないですか？ ちなみに、これ楽天証券さんだけじゃなくて、たまたま8/28に分割前にアップル株を7株売って、次の日がたまたま株式分割の日であったら、どこの証券会社でも同じように利益が倍になり、税金も倍取られるという事が起きるんですか？ それが証券会社のルールで決まっているということなんですか？」
「はい。国内約定日が翌営業日に指定されている証券会社であれば、弊社と同じ現状が起きます」
（きっぱり断言されました。ここ結構大事です）
「じゃ、これはもう証券会社のルールですよ、と。株式分割の日の前日に売買するから悪いんですわ、という話になるんですか！？」
「悪いという事ではないんですが～、8/28にお取引されたということで、平均取得単価が分割された状態で計算されてしまい～……」
「え？ 7株売っただけでそんなおかしいことになるんですか？」
「株数に関係なく、売却されたことにより、損益の仕方が按分されてしまうということです」
「これね。数字がおかしいと思ってたんで、不足金も別に払うつもりはそもそもないわけじゃないですか。なので、そのまま放置しているので、それで15時30分の時点でアカウントロックされたことになってるんですよ。
「はい……、さようでございますね」
「・・・・・・・」
「いや、これルールですからと約定営業日が次の日だからといって、そういう問題ではないですよね？それは楽天のシステムの不具合の問題ですよね？」
「いえ、計算は合っております。」
この問答を永遠に繰り返し、、、相手は「計算が合っていますので、不足金は支払って頂かないと解除できない」と、一点張り。
で、結局、この若い女性担当も上から言われているだけで、拉致が空かないわけで、
この日は不足金を支払わないと取引自体も何もできないので、不足金を泣く泣く入金したわけです。
ただ、これは納得した、というわけでなく、これはちょっと普通に考えてもこんなおかしい計算で利益も税金も10倍出て、請求され、それがおかしくないと言い切ってしまう楽天証券会社。
これが本当だったら（本当と言い切ってるわけですが）、
こんな怖い話ないですよね？
だれも株式分割の前日に取引なんてしないですよね？
株をやっている皆さん、このルールを知っている人っているんですかね？
いや、まだまだ諦めないですよ。
本当にあった怖い話。株式投資編はまだまだつづく。
はこちら
https://ameblo.jp/archcoreinc/entry-12623207155.html
前編（その1）はこちらより↓
https://ameblo.jp/archcoreinc/entry-12622521734.html
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多陀賢二（ただけんじ）Arch Core Inc. 代表取締役社長+CEO
嵯峨美術短期大学（現・京都嵯峨芸術大学）卒業。
印刷製版会社、デザイン会社、企業のデザインチームのリーダーをつとめ、10年のマネージメントでも「離職率０％」を誇る。
2009年、『（株）アーチ・コア インコーポレーテッド』を立ち上げ、トータルブランディングデザインに特化して、全国からデザインを受注。デザイン業務の傍ら、出版、セミナー講師、イベント、コンサルティング活動も展開。最近はミュージシャンのプロデュース、自身もドラマーとして。ステージに立つ。個人投資家の顔も持つ。
★好きな人 武豊、ヒロミゴー、小田和正
★好きなこと 「考えること」
＜著書紹介＞
Uber Eats初回注文につき【eats-aow209】をコピペして￥1,000割引クーポンGET！
アップルの株式分割により、楽天証券のシステムエラーが起こり、ネットでは損益額や平均取得単価がおかしくなっている、との声がかなり多く見受けられました。
前編の記事はこちらより↓
楽天証券米国株不具合のお知らせ
（簡単に前回の内容をまとめると）
（クリックで拡大図が別画面で開きます）
8/20に「467＄」で27株を一括で購入。
そして、こちらが8/28にそのうち「7株」だけを（「500ドル」「502ドル」の2回で）で売却しました。
でも次の日、株式分割の日。
「467ドル」で取得したはずが、なぜか「145ドル」で取得したことに。
前日にアップル株を売却したことで、平均取得額だけが「145ドル」におかしくなり、
なんと！10倍の利益（26万？）が出た計算になっていました。
それをすぐに楽天証券へ問い合わせしたところ、若い女性担当が対応。
「ご迷惑をおかけして申し訳ございません。正しい数字に直し、またご連絡いたしますので」
と電話を切って、訂正されるのを待っていたら、、、
それをすぐに楽天証券へ問い合わせしたところ、若い女性担当が対応。
「ご迷惑をおかけして申し訳ございません。正しい数字に直し、またご連絡いたしますので」
と電話を切って、訂正されるのを待っていたら、、、
なんと！アカウントロックされることに。。。
（これが前回までの内容でした）
そして、すぐさま再度、楽天証券に問い合わせ。
（ちなみにこれも自動音声が流れるも、なかなか繋がらない、20～30分待ちはざら）
ようやくオペレーターに繋がるも、昨日の担当は繋がらず、折り返ししてもらうことに。
（また、ここからなかなか待たされるわけですが）
そして、ようやく夕方ごろ、に前日の担当の「ハラダ」という女性から電話があり、
「多陀さま、アカウントロックの件、大変申し訳ございません～」
（そりゃ、そうだ。それはええから早くアカウントロック解除して！）
で、ここからが本当に恐ろしい話です。
その全貌をご覧下さい。
「たださま。昨日おっしゃっていた、8/28のアップル株の売却の件ですが、、、計算は合っています。」
「は！？？？ 合っている？？？」
取引履歴より
楽天証券の担当の説明によると、
「8/28に売却いただいたものが、国内約定日が翌営業日8/31に該当するので、当日株式分割が行われるので、同時に株数も入庫されるので「87株」で割ったのが平均取得単価になる計算になります。」
なんで「87株」になるのか、ちんぷんかんぷんですが、、、
そんなややこしい計算よりも、シンプルに467ドルで取得したものを501ドルで「7株」売ったものを、4分割するならどちらも分割する、分割しないならどちらも分割しない、それだけの計算でいいはずですよね？
複数回購入すると、取得単価がが変化しますが、これは、467ドルで1回で購入している訳なので平均取得単価が変わるのはおかしいわけです。
単純計算しても誰が計算しても4で割るなら「116ドル」にならないとおかしい。
そして、分割されたからといって取得額だけ分割し、売却を「500ドル」「502ドル」「7株」にしていたらおかしいだろ、という話。
ここから永遠と押し問答が続く。。。
「単純に×4倍をする、ということではないですね」
「ただ、株式分割がなされてなければ（売却しても）こんなややこしいことにならないですよね？」
「今回、売却する前の株数で平均取得価額を計算しておりますので～……27株の中から7株売却して～、その時点で保有しているのが20株…」
「あ、20株が→80株になるのはわかっているんですよ。聞きたいのは取得単価だけが、なぜ「145ドル」になるのか？というからくりを聞いてるんです」
「今回はですね、分割した株数と、8/31の国内約定日に持っていた株数を、一旦合算して株数で割り直すというからくりになっております…」
（何を言っているのか意味がわからん。。。）
「でも、あれですよね？当日楽天証券のシステムもエラーが起きて、実際に損益額がおかしくなってたんですよね？ で、今も損益がおかしいんですよね。
本来、467（→÷4＝116）で取得してるので、今日の時点でアップルの株価が「134ドル」。
本来は利益（+10万以上）が出てるはずなのに、これも平均取得単価が「145ドル」になってるので、マイナス損益（-9万）が出たことになってるんですよ。それはおかしいですよね？」
「8/28にアップル株を売却した分ですね、分割前のこの日だと本来「+2万円」ほどの利益が出たことになってるんですが」
「そうですね。2万ほどです」
「今回、平均取得価格を分割後の価格で計算してることになっているので、この利益が確定したことではないんですが、画面上の数字がこのように表示されているということですね。」
「・・・・・・・」
「え～と、、、どのような計算をしようが4分の1にしようが、4倍になろうが、わかりやすく考えると金額は最終的には変わらないはずじゃないですか。わかりますよね？」
「あ、売却をしなければ、ですね」
「え？ なんで売却したら、おかしくなるんですか？」
「売却されたのと、分割された株数が入ってくるのが同日（8/31）になるので～」
「いやいや、それでこんなマジックのようなことになるんですか？ 」
「通常であれば問題ないんですけど、平均取得単価の計算としては、そこの順番を全くみないで計算することになってしまうんですね」
「・・・・・・・」
「これね。145ドルで取得したとなると、本来であれば4倍したら「580ドル」で取得したことになりますよね？
アップルの株って、この前ようやく「500ドル」に到達して最高株価になったわけじゃないですか？それを580ドルで取得したことになってますよね。実際は467＄で取得してるのに、580ドルで取得したとなると、120ドルぐらい加算して取得したことになりますよね？ これ誰が考えてもおかしい数字ってわかりますよね？」
ここから永遠と押し問答が続く。。。
「単純に×4倍をする、ということではないですね」
「ただ、株式分割がなされてなければ（売却しても）こんなややこしいことにならないですよね？」
「今回、売却する前の株数で平均取得価額を計算しておりますので～……27株の中から7株売却して～、その時点で保有しているのが20株…」
「あ、20株が→80株になるのはわかっているんですよ。聞きたいのは取得単価だけが、なぜ「145ドル」になるのか？というからくりを聞いてるんです」
「今回はですね、分割した株数と、8/31の国内約定日に持っていた株数を、一旦合算して株数で割り直すというからくりになっております…」
（何を言っているのか意味がわからん。。。）
「でも、あれですよね？当日楽天証券のシステムもエラーが起きて、実際に損益額がおかしくなってたんですよね？ で、今も損益がおかしいんですよね。
本来、467（→÷4＝116）で取得してるので、今日の時点でアップルの株価が「134ドル」。
本来は利益（+10万以上）が出てるはずなのに、これも平均取得単価が「145ドル」になってるので、マイナス損益（-9万）が出たことになってるんですよ。それはおかしいですよね？」
「8/28にアップル株を売却した分ですね、分割前のこの日だと本来「+2万円」ほどの利益が出たことになってるんですが」
「そうですね。2万ほどです」
「今回、平均取得価格を分割後の価格で計算してることになっているので、この利益が確定したことではないんですが、画面上の数字がこのように表示されているということですね。」
「・・・・・・・」
「え～と、、、どのような計算をしようが4分の1にしようが、4倍になろうが、わかりやすく考えると金額は最終的には変わらないはずじゃないですか。わかりますよね？」
「あ、売却をしなければ、ですね」
「え？ なんで売却したら、おかしくなるんですか？」
「売却されたのと、分割された株数が入ってくるのが同日（8/31）になるので～」
「いやいや、それでこんなマジックのようなことになるんですか？ 」
「通常であれば問題ないんですけど、平均取得単価の計算としては、そこの順番を全くみないで計算することになってしまうんですね」
「・・・・・・・」
「これね。145ドルで取得したとなると、本来であれば4倍したら「580ドル」で取得したことになりますよね？
アップルの株って、この前ようやく「500ドル」に到達して最高株価になったわけじゃないですか？それを580ドルで取得したことになってますよね。実際は467＄で取得してるのに、580ドルで取得したとなると、120ドルぐらい加算して取得したことになりますよね？ これ誰が考えてもおかしい数字ってわかりますよね？」
「この平均取得単価は、単純に4倍したものではないんです」
（ますます、意味がわからん）
「画面に出ている評価損益表示というのは、そもそもの平均取得単価が変わっておりますので、正しい数字、、というか、認識いただいているものとは違うということですよね」
（ほんまに意味がわからん）
「百歩譲って、画面上の評価額の表示がおかしいだけで、実際の金額には影響ないですよ、という話だとしても、実際に売却時に10倍の利益が出たことによる「不足金」（5万）は請求されているわけじゃないですか？ こちらの問題はどうなんですか？」
「こちらに関しましては～……、本来であれば～……あ、すいません。実際に発生してしまっているものになりますので、5万円をご入金いただいて不足金解除ということになります。」
「でも、これは平均取得単価だけが変わったから、本来2万しか利益が出てないのに25万ほど利益が出たことになっているが、利益は実際には出てないわけじゃないですか。」
「今回、平均取得単価が変わったことにより、利益が先に出てしまった…ということになりますね。」
「いやいやいや、本当は利益は出てないわけじゃないですか。2万円しか出てないんですからね。本当に145を500で売ったわけじゃないじゃないですか？」
「分割前の価格でも利益が出ていたので～、今回分割されてしまったので、それが想定していたものよりも、大きく出てしまった、ということになります。よろしいですか？」
（は！！！！？？？？）
こいつは何を言っているのか。
「あの～～、、、利益は株数が変わっても変わらないじゃないですか？ 株価は4分の1になっても株数は4倍になるんだから、理屈は変わらないですよね。」
（これ、皆さんも想像してください。ほんとにね。ここまで来ると呆れるというか、馬鹿にものを教えてる感じで、めちゃ丁寧に話してる。う～～ん、我ながらよくキレずに淡々と話しているものだ。自分を褒めてやりたい）
「全部売り切ってしまえば、そこは変わらないんですけれども、今回分割によって平均取得単価が変わり再計算されたので、その平均取得単価を元に計算されることになりますので～」
「え？ じゃ本当の数字も変わるじゃないですか？ 実際にもそんな利益が出たことになってるんですか？」
（※補足ですが、本当に利益は出ていません）
「ただですね、今保有しているアップル株の評価分が表示されていると思うんですけれども、実際にはここはそんなに損益は出てないので～、、、損益が今回の取引で按分されている感じですね。」
「いやいや、按分されてるとかどうとかよりも、本来払わなくていい不足金（税金）を5万2724円払え！って事になってるわけでしょ！？」
（少しトーンがデカくなってきてますww）
「平均取得単価が分割されたことで計算されて、利益が出たことになってしまっているので、今回不足金はお支払いしていただくことになります。」
「株式分割が行われたとしても、利益が出てないのに利益が出たことになってるのは、単純に不具合じゃないですか」
「売った金額は変わらず「固定」で計算するんですけれども、難しいんですけれども、売った順番を見ない、ということで……分割前の価格で売却して約定しているんですが、その分割後に株数が入ってきてしまっているので……」
「いや、それだとね。平均取得単価だけじゃなくて、売却額も株数も変化させないとおかしいですよね。え？これ誰が考えてもわかることじゃないですか？ え？そのおかしいい計算になって、本当にその10倍の税金をこちらが払わないといけないんですか！？」
「さようでございます…」
「は！！！！！？？？？」
（いや、、、実際はこの時点で、、、言葉も出ない）
「そんなにおかしいシステムってあります？？？ これってこちらからすると、詐欺に遭ったような感じじゃないですか？ ちなみに、これ楽天証券さんだけじゃなくて、たまたま8/28に分割前にアップル株を7株売って、次の日がたまたま株式分割の日であったら、どこの証券会社でも同じように利益が倍になり、税金も倍取られるという事が起きるんですか？ それが証券会社のルールで決まっているということなんですか？」
「はい。国内約定日が翌営業日に指定されている証券会社であれば、弊社と同じ現状が起きます」
（きっぱり断言されました。ここ結構大事です）
「じゃ、これはもう証券会社のルールですよ、と。株式分割の日の前日に売買するから悪いんですわ、という話になるんですか！？」
「悪いという事ではないんですが～、8/28にお取引されたということで、平均取得単価が分割された状態で計算されてしまい～……」
「え？ 7株売っただけでそんなおかしいことになるんですか？」
「株数に関係なく、売却されたことにより、損益の仕方が按分されてしまうということです」
「これね。数字がおかしいと思ってたんで、不足金も別に払うつもりはそもそもないわけじゃないですか。なので、そのまま放置しているので、それで15時30分の時点でアカウントロックされたことになってるんですよ。
「はい……、さようでございますね」
「・・・・・・・」
「いや、これルールですからと約定営業日が次の日だからといって、そういう問題ではないですよね？それは楽天のシステムの不具合の問題ですよね？」
「いえ、計算は合っております。」
この問答を永遠に繰り返し、、、相手は「計算が合っていますので、不足金は支払って頂かないと解除できない」と、一点張り。
で、結局、この若い女性担当も上から言われているだけで、拉致が空かないわけで、
この日は不足金を支払わないと取引自体も何もできないので、不足金を泣く泣く入金したわけです。
ただ、これは納得した、というわけでなく、これはちょっと普通に考えてもこんなおかしい計算で利益も税金も10倍出て、請求され、それがおかしくないと言い切ってしまう楽天証券会社。
これが本当だったら（本当と言い切ってるわけですが）、
こんな怖い話ないですよね？
だれも株式分割の前日に取引なんてしないですよね？
株をやっている皆さん、このルールを知っている人っているんですかね？
いや、まだまだ諦めないですよ。
本当にあった怖い話。株式投資編はまだまだつづく。
はこちら
https://ameblo.jp/archcoreinc/entry-12623207155.html
前編（その1）はこちらより↓
https://ameblo.jp/archcoreinc/entry-12622521734.html
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多陀賢二（ただけんじ）Arch Core Inc. 代表取締役社長+CEO
嵯峨美術短期大学（現・京都嵯峨芸術大学）卒業。
印刷製版会社、デザイン会社、企業のデザインチームのリーダーをつとめ、10年のマネージメントでも「離職率０％」を誇る。
2009年、『（株）アーチ・コア インコーポレーテッド』を立ち上げ、トータルブランディングデザインに特化して、全国からデザインを受注。デザイン業務の傍ら、出版、セミナー講師、イベント、コンサルティング活動も展開。最近はミュージシャンのプロデュース、自身もドラマーとして。ステージに立つ。個人投資家の顔も持つ。
★好きな人 武豊、ヒロミゴー、小田和正
★好きなこと 「考えること」
＜著書紹介＞
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