トミカプレミアムのS15シルビア | MODELと日々の徒然と

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 先日入庫したトミカプレミアムから。

 世間一般で「シルビア」というと大概の方はS13を連想されると思います。

 事実S13は当時プレリュードと並んでよく見かけるGTカーでしたし、デザインもなかなか凝縮感のあるものでよく出来ていたと思います。

 

 が、後に続いたS14は排気量や基本デザインを変えずにボディだけが3ナンバーサイズになった為か妙に間延びした姿になってしまい、S13の勢いを持続できずに影の薄い存在に終始してしまいます。

 開発陣もこれではいかんと思ったのか後継はボディサイズを元の5ナンバーサイズに戻したS15を投入しました。

 デザインはS13をよりアグレッシブな形にしたもので歴代で最も攻撃的な姿となりましたが、デビューのタイミングが世間の人気がGTカーからRV・ミニバン系に切り替わる前後の時期だったため折角のデザインもあまり受け入れられず、現行のシルビアで最後のモデルになっています。

 

 そのS15ですがトミカサイズとしては過去にホットウィールやノーマルトミカ(スポーツカーヒストリーコレクションのひとつとして)でもリリースされていますが、今回やっと真打が出たと言いますか、トミカプレミアムでも登場しました。

 造形面ではトミカの仕様にごく近いものですが、リアスポイラーが目立つ事!

 ノーマルのS15はリアビューが華奢に見える弱みがあるのでこれくらいの羽が生えていないと様にならない感じもします。造形も上述した先行2車より良くできています。

 

 あと、先行モデルにないアドバンスが「ドアの開閉」最近はトミカでもドアが開かないモデルが多いですが、ドアを広げるだけで華やかに見えるのはGTカーならではと思います。

 

 わたしの個体だけの問題かもしれませんが、フロントタイヤの建付けが甘く、八の字シャコタンみたいに見えるのだけは気になりました。

 ホイールの開口部も、黒で色差ししてやれば結構映えるのではないでしょうか。