レイアウトに夜景を組み込む・その3 | MODELと日々の徒然と

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 少し間が空きましたがレイアウト改修2023、夜景の創生 その3です。


 前回入手した各種のLEDイルミネーションをレイアウトに仮配置してその効果を確認します。
 まず使ってみたのがガーランドライトと呼ばれるタイプ。裸電球を思わせる光源のLEDが10センチおきに40個配置されたタイプで電池ボックスまでの全長は4・3Mに及ぶものです。
 これを街並みに合わせて建物の基部に沿う形で這いまわらせます。


 が、何分ケーブルが長いので気が付くと一本のケーブルがレイアウト中を這いまわる形になった上に、一部でどうしても線路をまたぐような配線にならざるを得ず、間に合わせ感はそれなりに残ります。
ただし、ケーブル自体の可塑性が高いのが幸いして支柱なしで線路を跨がせることが出来たのは幸いでした。同じ手は建物内の照明にも応用が利きそうです。
 (尤も1セット110~330円ですから何セットか用意して、街並みのブロック毎に灯りを配置、長すぎる所をカットすれば実用性は高いと思います)


 苦闘20分ほどで試しに電源を入れてみると、駅前の似非欧州風の街並みが灯りに浮かび上がり、思った以上の効果が得られました。
 やはり木組みの壁面やレンガ造りの建物だとライトアップの効果は絶大なようです。


 一部は商店街の中空に配線を這わせましたが、こちらも街灯に近い見せ方ができました(前に使った様な極太の配線ではこうはいきません)

  一方カラフルな光源を配したツリー用のイルミネーションは山塊の頂に設置された古城のライトアップに試用。
 最初はどんなものか不安でしたが、下から見上げる場合にはうまい具合に光源が植生や手前の建物の陰に隠れたので、真っ暗な山頂にネズミーランドさながらに古城が浮かび上がりました。
 これが日本風の城では色彩がうるさすぎてこれほどの効果は出なかったのではないかと思います。


 ただし反対側の丘陵に置いた西洋館のライトアップは旧式(?)のイルミネーションを使ったせいか、光源ばかりが目立ってしまい思ったほどの効果は出ていません。ここは他の製品を探すか、光源とケーブルの隠し方を工夫する必要がありそうです。
 試行の結果としては、夜景としては間に合わせ以上の効果が得られることは確認できました。


 ここで試しに室内灯装備の列車を走らせてみましたが、夜景の中に動く列車が併用される事で更に効果的になった(元々室内灯装備の列車を走らせるための改修でしたがw)と思います。