はなしはひと月前にさかのぼります。

お盆とはいえ、全日出勤だったので「普通の金曜日だった」8月14日。
仕事帰りに立ち寄った中古ショップで見つけた出物がKATOのEF58の中古モデルでした。
それも16番の仕様の奴です。
調べた範囲ではこのタイプは新車で大体2万円前後というのが相場の様ですが、中古ゆえかコンディションに問題があるのかその半額以下のお値段で並んでいました。
もしまともに走るのであれば欲しい一品ではあります。
早速試運転させた所では走行性には問題なし。
(でも、ここで予想外のトラブルを確認したのですが、それに着いては別項でw)

なんだかんだで物入りの多いこの時期には痛い出費ですが中古モデルだと次に来た時には買われている可能性が結構あるので財布を開かざるを得ませんでした。
さて、この58は当鉄道に入線しているトミーHOスケールと同じ大窓仕様がプロトタイプですが色はポピュラーな青。流石にKATOだけあって走行性はトミーとは雲泥の差でしかもヘッドライトが点灯します(笑)単機回送用にテールランプも点灯しますがこれは切り替え可能な模様です。

ただ、気になるのが「ノーマルではやたら穴ボコだらけの前面周り」
Nでもそうですが「後付けのパーツを付けないと落ち着かない気分になる」のがKATOの特徴(というか伝統芸)

お盆明けに来た平日休を使ってディテーリングです。
さて、このEF58はモデルとしての満足度は非常に高いのですが、物が中古ゆえに予想外のトラブルに見舞われたのも事実です。
そして、これに近いことはわたしも過去に複数回経験しており、決して珍しい事ではありません。なので今後16番の中古モデルを買うときの注意点として(何故かNゲージではこうしたケースは少ないので)ここに挙げておきたいと思います。
財布を開く前に検品と試走を行ったのは同じショップに併設されていた「カードゲームのデュエルスペースのテーブル」でしたw
「すぐ隣でカードゲームに熱中している高校生がいる中での鉄道模型の検品」というのもなんだかシュールですが(爆笑)

まずEF58をチェックして気づいたのが「後付けの掴み棒がない」「手すり類のランナーがない」事。ここまでならこれまでにもよくあった事なので覚悟はしていたのですが。
「箱の底から出てきた取扱説明書がDD51の物だった」のに驚き、更に箱の底から「165系のヘッドマークのパーツが出てきたのに二度びっくり」
でも、それで驚くのはまだ早かった。
「20系の箱の中から掴み棒と手すりのパーツが出てきて三度びっくり!」
どうやら前のユーザーが売りに出す時に無造作にパーツを詰め込んだらしく、後付けパーツを中心にかなりの入れ替わりがあった様なのです。
そこで思い出したのが「同じショーケースにKATOの165系とDD51も並んでいた」という事実!
店員さんに事情を説明して。そちらの方も出してもらって再チェック。
すると「ワイパーが既に付いている165系の箱の中から未使用のワイパーパーツ」が!
そこで「そういえば58にはワイパーがなかった」と改めて気づくわけです。
結局30分近くかけて店員さん立ち会いのもとで本来の状態にパーツの入れ替えを行いやっと購入に至った訳です(でもEF58の取扱説明書だけは結局出てきませんでした)

ここから分かる事は前ユーザーは165系とEF58と20系を同時に箱から出して走らせ(その際にナンバープレートや一部パーツを後付けした)後で模型をしまう際に無造作に箱詰めしてそのまま(放置したのち)売りに出したという事です。
あるいはこれらのモデルも一種の遺品で、模型の構成を知らない家族がこれまた無造作に詰め込んだという想像も成り立ちます。
いずれにしても付属パーツが別のモデルの箱に分散して入れ替わっていたという経験は今回初めてで(箱と中身が違っていた、とか2両分のキットのパーツが一箱の中にあり、もう一箱が殆どすっからかんだったというのは経験していますが)知らずに持ち帰っていたら泣くに泣けないところでした。
模型のサイズが大きく嵩張るせいか、この種のトラブルはHOや16番に多い印象ですし、地方のショップで店員に知識がないところではこうしたリスクは増大すると思います。
(流石にポポンやMONTAでそんな事があったという話は聞きませんがw)

いずれにしろ用心するに越したことはありません。
このはなしを東京の有名中古ショップの店員さんに話したら「こういうトラブルは割と多いのだそうです」付属品をチェックしないまま無造作に詰め込んで売りに出すズボラなユーザーはわたしが考えていたより多かった様です。
(まあ、わたし自身ズボラでは負けていないのですが)
KATOで最初に入線させているHO基本セットのDD51の時も感じていますが、後付けの手すりやワイパーなどの取り付けはどうかするとNゲージよりも神経を使います。
一見パーツがでかいから楽だろうと思えるのですが、穴に嵌め込むときの力の入れ方に要領が必要な様で、大概一発で嵌るなんて事がありません。
片側のパーツを付けるだけで汗びっしょりになりましたw

< 買った時にも感じたのですが、この前ユーザーは16番ユーザーとしては相当に走らせていた方の様ですが、ナンバー以外の後付けパーツはほとんど取り付けていないところから見てお座敷運転派。それも年に数える程度の頻度で手持ちの編成を一気に走らせている方だろうと見当を付けています。
(その理由は前述した通りです)

ともあれパーツを付けてみるとKATOの58もだいぶ男を上げた感じがします(ひいき目)
あと、前回書いた様に購入時点の検品で他のアイテムに紛れ込んでいた必要パーツを発掘していた甲斐は確かにありました。ワイパーのパーツが欠落したままだったらさぞやがっかりしたでしょうから(汗)


































































