このはなしはこの4月に遡ります。
所要の帰省のスケジュールの合間を縫って盛岡在住の同窓生に会った折に、たまたま彼が買ったばかりの新車に乗せて頂きました。
その車というのが「デリカミニ」
彼の車歴は2代目ミラージュバンとか5バルブエンジンのパジェロミニとか変わり種の三菱車が多く、三菱車に乗った事のないわたしに「わたしの知らない世界(カーライフ)」を感じさせてくれているのですがこのクルマも例外ではありません。
サイズや排気量こそ以前私が載っていたタントエグゼと大差ないのですが、RVブームの牽引車だった三菱がデリカの名を冠しただけあって独特なワイルドさを感じる(それでいて「デリ犬」に象徴されるゆるさも併せ持つ)デザインが個性的。それでいて一歩車内に入ると高級車ぶっていたタントよりも洗練されたインテリアがお出迎え(特にリアシートの裾の処理が秀逸)
ワゴンRより前に「ミニカトッポ」をものしていた三菱らしくハイトワゴンのインテリアセンスにも驚かされました。
乗り味もハイトワゴン特有の軽さも適度に抑えられている様子で好感を持てるものでした。
・・・などと実車レポートみたいなことを書きましたが、今回の本題はミニカーの方です(笑)
実は彼が乗せてくれたデリカミニは現行のひとつ前の旧型車。
彼が買った半年後に新型のデリカミニがデビューしています。何しろデリカミニはベースとなったekスペースのモデル末期にリリースされた追加車種でたったの2年ちょっとしか販売されなかったのです。
何とも思い切ったはなしですが、いざ新型が出てみると見た目の印象が旧型とまるで変わらないのに驚かされました。
もちろんよく見るとボディ造形やグラフィックウィンドウは異なるのですが、旧型ユーザーががっかりするほどの差異は感じなかったのです。
そのせいでしょうか、先月トミカからアニバーサリーモデルとしてリリースされたデリカミニは既発売の旧型がベースでしたし。
実はアニバーサリーモデルの情報が入った時に「トミカも新型に切り替わるのでは?」と焦ってノーマルのデリカミニを駆け込み買いしてしまった馬鹿なわたしがいます(汗)
最近のトミカの例に漏れず今回のデリカミニも開閉アクションなしのソリッドなモデルですがそれだけにボディ造形に破綻は無く、思ったより好印象なモデルでした。
これを手に取って見たところ、軽らしからぬマッス感のあるフォルムに改めて驚かされました。スペーシア・ギアよりも華奢な感じがないのはデリカミニの美点かもしれません。






























































