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MODELと日々の徒然と

鉄道模型・ミニカーと日常のそのほか

 かのコロナ禍の折、遠出どころか外出もままならなかったあの時期。

 そんな時期でも何かしらの愉しみ(と言うかブログのネタw)は見つかるもので、それをきっかけにこのブログでも新たな一ジャンルが構成されたりした事もありました。
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 ニュータッチのセット売り品を入手したのをきっかけに始めた「ご当地カップ麺ネタ」なんかもそのひとつ。
 キハは札幌から南は長崎辺りまでカップめんの詰め合わせで「自宅に居ながらにして日本縦断ツアー」というあの頃ゆえの好企画でしたが、これをきっかけにご当地系カップ麺(地域限定という意味ではなく「ご当地の味を全国に」というノリで企画されたカップ麺)にそこそこ開眼したのが一つの収穫ではありました。

 で、肝心の「凄麺」の方はコロナが5類になって以来ご無沙汰していましたが、先日久々に近所のスーパーの企画展で新作にお目に掛かりました。

 その名も「徳島ラーメン 濃厚醤油とんこつ味」
 前回のセットには四国のラーメンはなかったはずなのでこれだけでわたし的には結構新鮮です。
 (と同時に2年ぶりくらいにはなる「久しぶりの凄麺」の懐かしさも同時に感じたりして)
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 久しぶりに湯を刺して待つこと5分。
 麺は普通の中太ですが醤油の風味が独特で、この辺りに徳島を主張している様です。それもそのはず「現地醸造の天真の濃口醬油を使っている」のがこの麺の最大の売り。
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 ラベルでは「卵黄を落とす事でよりまろやかになる」との事ですが、こういう時に限って手持ちに卵がありません。
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 代わりにコンビニで拾ってきた「カップめんの具」セットの煮卵で代用するという泥縄な展開に。
 でも、煮卵でも黄身と合わせながら食べるとスープの醤油風味がより引き立つような感じがしたのは偶然でしょうか(汗)

 四国第1号ラーメンという事もありますが、久しぶりに口にするご当地凄麵がなんだか懐かしく感じられたのも事実です。
 凄麺自体はカップ麺としてよく出来たラーメンなのも確かですから。
 


 世間ではあちこちに熊が出没し、故郷の盛岡を中心に結構な騒ぎになっています。
 前にも書きましたが、市街地に現れた事が騒ぎになって久しいですが出没個所は大半が川に隣接した区域。
 河原伝いに草むらに紛れたり、川そのものを泳いで川下りできる事が多い熊の場合、意外なほど川縁から街中に出現する確率も高まる訳で、盛岡に限らず日本のどこにでも起こり得ることだと思います(流石に渋谷や新宿は無いかw)

 ・・・なんて書いていたら現住地の近所でも河原に熊が出たという無線が(汗)
 これだからシンクロニシティはばかになりません。

 とまあ、すっかり熊づいている近所ですが、最近のわたしは別の生き物の脅威に晒されていたりするから油断が出来ません。

 この間も近所の草むしりをやっていて、最近目立つ蔓草を一気に引っこ抜いた瞬間。
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 目の前にどでかいスズメバチの巣が出現したのには心底たまげました。
 何しろ眼前1Mもなかったですから。
 幸いに見張りの蜂を刺激する事が無かったためにゆっくりと後退しながらスマホで駆除業者に通報。

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 1時間後にようやく除去に成功しましたが「通常一か所しかない蜂の出入り口が複数あって殺虫剤がすぐに抜けてしまう」のに往生したとの事。
 そんなほどですから巣のサイズもサッカーボールの2倍か3倍はありそうな特大サイズでした。

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 実はこの夏にも軒先にスズメバチが掬っているのを発見したばかりだったのですが、猛暑(と暖秋)も祟ってか、今年はスズメバチも殊の外多かったのだそうで、世の中怖いのは熊ばっかりじゃないという事実に慄然とします(汗)
 この調子だとまだまだ巣が出て来そうで怖いですね。

 まあ、熊だって蜂の巣を襲いますしね。
 

 先月の終わり頃のはなしです。


 日曜の朝、とある目的のために伊豆まで出かけてきました。
 同じ静岡でも静岡、清水、藤枝辺りなら年に何度か行くのですが、伊豆の方は心理的に「近くて遠い場所」というイメージがあり自分の車ではこれまで行った事がなかったのです。
 なにしろわたしの中で伊豆のイメージといえば「(今はやらなくなりましたが)職員旅行の泊りがけで伊東か下田のホテル聚楽で飲み明かす」「無尽の旅行で熱海のホテルで(以下略)」という貧困極まりないものである上にそこに行くまでの道がとにかく大変(と言うか、観光旅行という性質上名所ばかりを巡るので行程的に遠回りになりやすい)だったので自分で行くには二の足を踏んでいた場所でした。

 今回の目的地は伊豆急行の「伊豆高原駅」(と書くと「ああ、あれか」と思う方もいるかも)
 なんでまたこのタイミングで、と言うと先日チェーン店の中古ショップが駅の「やまもプラザ」にオープンしたとの事でその際にある事をしようと思い立ったからです。


 その店は現在スタンプラリー中でして全国のチェーン店を5軒回ってスタンプを押すと特典がもらえるという事で、先日帰省の帰りに立ち寄った新宿で4店目まで制覇していたのですが最後の5店目が近場になく(現住地から近い順に高崎か名古屋汗)どうしたものかと思っていた矢先だったので、伊豆の新店舗は渡りに船だったのです。

 朝からの雨もよいゆえに今回はS660が使えずエスクァイアを使用。実はこの選択も意外と正解でした。
 早朝に自宅を出て県境を越えて新東名を経由。三島から伊豆半島へ乗り込みます。


 半島に入ると同時に私を驚かせたのは予想外の濃霧。
 芦ノ湖スカイラインの名物が霧だというのは「サーキットの狼」で知っていましたが(笑)伊豆スカイラインも負けていないレベルの霧の濃さ・視界の悪さでした。
 そんなこんなで目的地の伊豆半島駅にたどり着いたのは朝の9時半。


 予想に反して駅前には店どころか建物自体なし(山腹の駅なので周囲にはひな壇式の駐車場しかない)駅ビルの開店まではたっぷり30分は待たされます。
 おまけに朝からの雨も本降り気味になり外に出るのが億劫になりますが、ここで威力を発揮したのがエスクァイアの「走る別荘」機能。


 車内で寝られる、寛げる(ついでに飯が食える)というメリットを最大に感じるのがこういう時です。


 伊豆急の電車(勿論実車の事です)にまみえるのも今回が事実上初めてなのですが、鉄コレなどの伊豆急は殆ど昔の仕様ばかりなので現在の「東急8000の巣窟」状態を眺めるのはある意味新鮮です 。
 長電と言い秩父鉄道と言い20m級ステンレス東急流れの電車は専ら山間部の私鉄でしか見ていなかっただけに「海の香りのする場所」でこの系列の電車にまみえるのは不思議な感覚を覚えるのです(伊豆急8000ってNで出ているかな・・・ってついこないだ出たばっかりじゃないですか汗)

 10時を回り、早速お目当ての店に。
 ここで残念だったのが例のスタンプカードが「新規開店の伊豆店には使えなかった」という事実
 ですが開店セールでアイテムが1割引きだったのは何よりです。

 とはいえ、今回入手したアイテムは伊豆急はおろか伊豆自体に縁もゆかりもない代物だったのですが(笑)

 

 このところやたら「しなのマイクロ(エース)」づいている当鉄道の増備状況に拍車をかけた一品でした。

 昨年の帰省の時に某ショップで大量入線させたしなの系モデルにもなかった「ED15」
 しなのとしては二番目に出たNゲージ電機ですが、何分実車の活躍範囲が中央・東海道線で、少なくとも伊東近辺では見なかったであろう代物(まあ、それを言ったらもう1両の方はもっと縁がないですが)

 実は開店直後に陳列直前だったモデルを入手させて頂いたものです(その際にご店主から興味深いお話も聞けたのですが、それについてはいずれまた)

 単純な箱型フォルムはディテーリングの点ではあっさりしたものですがエッチングの金属車体には向いた素材ではあります。
 強いて特徴を上げるならED17よりも伸びやかさを感じるフォルム(実際にED17より1Mくらい長い)というところでしょうか。わずかな違いですが客貨車を牽かせた時の印象もED17とは違って見えます。

 ドロップの台車の質感はプラの台車枠とはこれまた一線を画したものでこれもこのモデルの持ち味のひとつと言えます。

 走行性についてはこれまたいつものしなのマイクロ(ED17とか21)のそれですが、いくら大正生まれの電機でもこんな重戦車系のギアノイズは出ないとは思います(笑)

 

 ここ最近当ブログで電車帰省の折「駅弁が買えなかった」とか「エキナカの総菜が旨い」とか言ったネタが続いていますが、長距離の鉄道旅行ともなると「車内で飯を食べる」のが半ば当たり前ですしそれを旅の楽しみのひとつとして堪能するのもまた当然と言えます。

 ですが、前述の様に「思う様な物が食べられなかった」「食事自体が出来なかった」などというアクシデントがあったりすると、そのがっかり感も半端ないレベルだと思います(わたしだけ?)
 現住地と実家が遠いので車中で食事をする事が当たり前の様になっているとこれが堪えます。
 あと「車内で食べるには場違いだったり不向きだったりするメニューだった時」も妙に気まずい気分で旅情が少なからず削がれたりもする訳で、これもまた車中の落とし穴のひとつと言えましょう。

 そんな訳でわたしの経験に照らし合わせて過去の帰省や遠出でがっかり(或いは気まずい思いや無情感)したベスト3を上げてみます。


 第3位「あずさ車中でのカレーライス」
  実際食べてみるとわかるのですが列車内ではカレー程危険な食べ物はありません。ルーがどろどろしているので何かのはずみでこぼしてしまうと悲惨ですし、揺れる車内では意外に食べにくいものです。
  ですがそれ以上にカレー自体が「スパイスの塊」なので「車内に匂いがこもりやすく、且つ抜けにくい」のが最大の難点です。一種のめしテロ状態を創生する悪魔の食べ物と言えます。
  (多分、売っている側も)そんな事も分からずに駅ビルの弁当屋にあった「高級カレーライス」を「あずさ車内で(ご丁寧にも家族と併せて3人分)開いたものだからたまらない」
  終点新宿までカレーの匂いがこもりっぱなしで非常に気まずい思いをしたことが思い出されます。以後車中でのカレーは(うちでは)御法度になりましたし(同じ様な事が他にもあったのでしょうね)その店もほどなくしてカレーの扱いをやめた様です。


 第2位「あさま車中でのビッグマックセット」(写真は別のマックですがw)
  今どき駅ビルの中や駅前にハンバーガー屋がないところなど殆どないと思いますが、その場のカウンターとかで食べてから電車に乗り込むならまだしも「袋詰めのビッグマックセット」なんぞを車中に持ち込み、おもむろに車内で食べるというのは空しい気分に襲われます。別にわたしがマックが嫌いとかいう訳ではないのですが「長距離旅行という非日常感を味わう場所に突然ご近所の日常が乱入して来たような」気分に引き戻されてしまうのです。
 (多分「ほっともっとの弁当」とかでも同じ気分になるのではないかとw)

 第1位「やまびこ車中の笹かまぼこ1枚の晩飯」
 これまでの車中飯で一番無情を感じたのがこの時です。小学生の頃、新幹線開業前の上京から実家に帰る時(当然485系時代のはなし)のはなしです。
 当時「やまびこ」と絡み運用中だった「白鳥」が北陸の豪雨で2時間以上の遅れを出した為に「やまびこ」の上野発車も2時間遅れてしまい発車が夜7時ちかくになりました(当時の上野~盛岡間は大体6時間前後)
 あの時はスマホどころかウォークマンもない時代、3時間近くすし詰めのホーム上でひたすら列車が来るのを待っていたのですが、ようやく乗った「やまびこ」がこれまたすし詰めののろのろ状態。車内販売は来ず、食堂車も早々と売り切れ、しかも夜に発車の帰路になったので途中停車駅の売店すらやっていないという飢餓状態に陥りました。
 結局その晩食べられたのは亡父がたまたまおつまみに買っていたのを分けてもらった笹かまぼこの1枚のみ。
 列車が盛岡に着いた時には日付も変わり「やまびこ」なんだか「ゆうづる」なんだか分からない下車風景となりました。
 乗る前は食堂車にするか駅弁にするかワクワクしていただけにあの時ほど車内の食事ががっかりだったのはありません。


 後、次点で「200系時代、大みそかの最終のやまびこのビュッフェで食べたカレーライス」も無情感が強かったですね(日本人の半数が年越しそば食べながら紅白を観ていた時代のはなしです。すし詰めの車内で立ったまま食べる具の無いカレーの無常感も中々の物でしたw)

 こんな風に「列車で食べた食事に旅情ならぬ無情を感じた場面」というのは誰しも一つや二つは経験している事と思います。
 皆様はどんな思い出がありますか?
 

 

 このところ変化球的な中古モデルばかり入線している当鉄道久しぶりの日本型の新車モデルです(汗)

 この秋にマイクロからリリースされた「仙台空港鉄道SAT721系」の2両セット。
 マイクロがこれのリリースを企画したのはだいぶ前なのでしょうが、結果としてリリースのタイミングは意外なほどタイムリーになったと思います(理由は後述)

 実はこのモデルに関しては発売直前に情報を掴んでいたのですが予約するにはあまりに遅いと思えた為一旦見送っていたモデルでした。
 つい先日「もう捌けているだろうな」とか思いつつ通販サイトを見ていたらまだ在庫があるのを知り、入線を決断した経緯があります。

 モデル自体はカラーリングの独自性を覗けば既発売のJREのE721系そのもの。
 ある意味で「仙台の電車の顔」の一翼を担う存在と言えましょう。走行性についても前回紹介しているE721系に準じたもので、ここで特に書き加える事はありません。

 わたし個人はこれの実車は帰省の折に「杜せきのした」駅かその周辺で走っているのを時折目撃する程度でしたが、今夏に入ってアニメ「フードコートでまた明日。」の舞台に「杜せきのした駅に直結したイオンモール」が登場(作中でも当然SAT721が登場します)して事実上の聖地化。そこへ持って来てこの11月には同じイオンモールにポポンデッタ仙台店が移転オープンとなりました。

 このタイミングでSAT721のモデルがリリースされたのが如何にタイムリーなのかは、まあお判りいただけるかと思います(爆笑)
 

 トミカにならなかったそいなみクルマ・今回は番外編です。

 というのも今回紹介する車は数の上ではあまり売れていないので「そいなみ(そう言えばいつの間にかいなくなっていた)」扱いするのに躊躇するからです。
 ですがミニカーに必要な「華のあるクルマ」という点で、トミカにならなかったのが不思議なクルマでしたので今回紹介しようかと。

(モーターマガジン社 「MOTOR MAGAGINESELECT500 132Pより画像引用)
 物は1990年頃に登場した「ユーノスコスモ」
 御覧の通り2ドアのクーペボディでスペシャリティカーの売りが満載されたクルマでした。

 初代、2代目、3代目と歴代のコスモは「ロータリーエンジンを売りにしたスペシャリティ」(とか言いながら2代目、3代目はレシプロエンジン車も設定されていましたが)でしたが3代目を引き継いだユーノスコスモは初代以来となる「ロータリー専用車」となりました。
 しかもそのロータリーエンジンは従来の2ローターに加え、事実上コスモ専用の「3ローターロータリーエンジン」が用意されており、歴代で唯一「ロータリーエンジンを2種類から選べた」コスモでもありました。
 (馬力は280PSでしたが設計当初は333馬力の予定だったとの事です)

 あと、この車の「世界初」として今やスマホにまで実装されている「GPS受信方式のカーナビ」を搭載していたのもコスモの隠れたセールスポイント(当時カーナビ自体はギャランやアコードにも存在していましたがGPS電波を使わないジャイロコンパス式だったので誤差が大きく「カーフェリーで移動したらリセットが必要」という弱点も持っていました)

(モーターマガジン社 「MOTOR MAGAGINESELECT500 132Pより画像引用)
 プロポーションはかのソアラやレパードも霞む迫力と流麗さ。デザインも意外とミニカー映えするものだったと思います。
 「あぶない刑事」のスポンサーがもしMAZDAだったらタカとユージは間違いなくこのコスモを乗り回していた事でしょうw

(モーターマガジン社 「MOTOR MAGAGINESELECT500 132Pより画像引用)

 ほかのクーペなら「ほんの付けたし」な筈の後席も殊このコスモに限って言うなら「走るラウンジ」を思わせる豪華さ。コスモだけは(物理的な狭さを別とすれば、ですが)積極的に後席に座りたくなるレベルだったと思います(笑)

 歴代で唯一「マツダ」を冠さなかったユーノスコスモですが、その名の通り当時ロードスターくらいしか売りのなかったユーノス店の最上級車としてラインナップされたクルマでした。
 (他にはユーノス100、300などのファミリア兄弟車、1800のV6が売りだったプレッソ、クロノス兄弟の中では最も人気があった500、あとシトロエンをラインナップしていた時期もあります)

 登場がバブル華やかりし時期だったので、全体にイケイケなオーラを纏ったコスモでしたが、皮肉な事に登場直後にバブルは崩壊。
 クルマ自体のお値段も相当なものだった上に「燃費は公称でもリッター6キロ台、実測では2キロから4キロ」という物凄いものだった事もあって話題の割には売れる事はありませんでした。

 上述の様に数こそ売れませんでしたが、街角でごくたまにユーノスコスモを見かけるとこれがまたよく目立ったものです。

 初代から3代目までは何らかの形でコスモのトミカは出ていましたが、そんな事もあってかユーノスコスモだけはトミカになる事はありませんでした。

 レイアウトの古書街ネタもようやくクライマックスと言いますか(笑)

 

  道路ができ、建物が並び、電柱や街灯まで立ってきたら、あと残るのは「ヒト」と「クルマ」でしょう。

  実は人形については手持ちの中から適当に見繕うつもりで、特に今回の古書街用に改めて買い揃える予定はなかったのですが。

  そんな折にホビセンからの処分セールのメールを眺めていたら見逃せないアイテムを見つけました。

  物はウッドランドシーニックスのフィギュア。アメリカの街角ではよく見かける(或いはかつてはよく見かけた?)「雑誌スタンドと売り子」

 

  あちらでは割合ポピュラーな風景で、洋画の都市風景なんかで時折見かける奴ですが「日本のレイアウトでこんなのが配置できるのは古書市の中」くらいしか思いつきません。今回は処分セールということで通常価格の半額という事も背中を押しました。

  で、さっそくサイトをポチるわたしがそこにいる訳で(笑)

  届いた翌日にさっそく配置しました。

  それまでゴーストタウンだった古本屋の店頭にこれが配置されただけで商店街らしい活気が現れてきたのには驚きます。

  これは面白いとばかりにほかの店にもそれらしいキャラクターや机なんかを配置してみました。

  かねての予定通り、楽器店の前にはガールズバンド予備軍の女子高生が先輩の姉ちゃんとショールームのエレキを覗く図を(笑)

  で、調子に乗ってすべての店先に人形を配置したらまるで古書市みたいな様相になってしまいました。

  普段着の商店街を表現するのだったら、人間の配置も疎と密を使い分けてリアリティを出す方向で行くべきなのでしょうが、一旦調子に乗るとわたしの様なお調子者はなかなか止まらないです(汗)

  人形と街灯、電柱なんかの方はベースに接着しましたが、車と建物の方はフリースタイルで差し替え自在です。

  建物もそうですが一般車の年代を選ぶ事でレイアウトの時代を特定させる効果は大きいと思います。

  同じ風景でも年代を統一した数台のクルマを配置するだけで「昭和30年代が平成二桁に変わる」のもアクセサリのマジックという物でしょう。

  さて、ストラクチャーの新製品ラッシュに便乗した形でなかば泥縄式にでっちあげた今回の古書街ですが、一軒一軒メーカーが異なる事もあってこれまで作ってきたどれよりも商店街としてのリアリティが高いものになったと思います。

  その威力を感じさせたのがベースを実際にレイアウトに配置した時でした。

  今回の様にレイアウトのシーナリィ面に手を加えた時の試運転列車には、旧モデルとか普通の電車みたいな「華やかさに欠ける編成」を意識的に選ぶ様にしています。特急列車とか最新モデルに比べると車両とシーナリィの相乗効果が確認しやすいですし。

 

  (かつて水野良太郎氏が著書の中で「シーナリィの中では、たいして気に入らなかった車両でも魅力的に見え、ああ、捨ててしまわなくてよかったとか人にくれてやらなくてよかったとか思うはずである」といった意味の事を書かれていました。実はこれは未だにわたしの座右の銘のひとつですw)

  で、今回もそれをやってみましたがシーナリィと車両の相乗効果は絶大です。

 

  写真ではピンとこないでしょうが、これがライブとして「レイアウトの人形の視点」で覗き込むと独特のVR感覚が脳みそを直撃してくれます。その中では細密度に難があったり馬鹿でかいアーノルドカプラーが先頭車に引っ付いていてもそんな些細なことなどどうでもよくなる位モデルが魅力的に見えるのです。

 

  旧モデルでさえそうなのですから、これが最新モデルの特急電車なんかだった日には(笑)

 

  ただ、街並みだけだと風景の潤いが薄いのと車両の足元がかえって落ち着かないので地面の露出部にはライケンを茂みの様に並べてみました。これだけでも風景は落ち着いて見えます。

  列車をかぶりつきで眺めるのと異なり、風景との組み合わせだと列車が遠景として表現されていても様になって見えるのが嬉しい。

  また、手前側から「建物の間に列車が見え隠れする」のを眺めるのも架空風景としてのレイアウトの醍醐味と言えるでしょう。

 

  わたしの場合、作る過程もですが、試運転のこの瞬間が楽しいからレイアウトをやっている様な物ですね  (うまい下手はまあ、置いておいて汗)

 今回は先日の帰省の前後で食べたものから(駅弁含む)


 いずれも現住地ではあまり口にしない(あるいはできない)組み合わせです。
 4月の帰省では大宮駅で「国技館やきとり」を買っていたのですが、今回はやぶさの車内で頂いたのは「国技館でない方のやきとり」


 これまた大宮駅の改札内で見繕った奴ですが、あそこの駅は改札内の惣菜屋や弁当屋の充実度が高く、財布の許す範囲でなら下手な駅弁顔負けのご馳走が買えます。
 今回のやきとりもそうした一つで「トマト巻き」「アスパラ巻き」の塩焼きとりを新幹線の中で堪能できるのが嬉しい。電車の遅れであずさの車内では飲み損なっていた売店の「甲州ハイボール」もようやく出番です。
 帰路では新宿駅の駅ナカでやっぱりその日の晩飯を見繕いました。

 


 「シャンバラヤ(みたいなの)とオリジナルベーコンサラダと揚げ出し豆腐」の組み合わせですが、これらは一品一品別な店で拾ったものでいかにも巨大ターミナルの駅ナカらしいところです(って、そこにはバスタも入っていますが)
おかげで晩飯のオサレ度は、先日の渋谷フードショーに匹敵するレベルになりましたw



 さて、前段で「往路の駅で駅弁が売り切れだった」と言う話をしましたが、食べられないとなると無闇に駅弁が食べたくなるのも人の性。
 翌週に甲府に繰り出し敵討ちをする羽目になります。


 ものは丸政の「元祖甲州かつ丼」
 山梨では「カツ丼」というと「キャベツとトマトの載った土台の上に揚げたてのソースかつが鎮座した丼」の事を指すのだそうです(ちなみに他県での普通のカツ丼はあそこでは「煮カツ丼」と呼称)
 と言うわけで「山梨の普通のカツ丼」を駅弁として製品化したのがこれですが「ポテトサラダとナポリタンの付け合わせ」は駅弁離れした雰囲気!
 味はオリジナルソースの威力もあってなかなかでした。


 ・・・のは良かったのですが「食べてゆくうちに駅弁の底が抜けてきた」のには閉口しました汗
 たまたまだとは思いますが、箱の強度はもう少しなんとかして欲しかったです。
 

 

 先日入庫のトミカプレミアムから

 007「わたしを愛したスパイ」で(わたし的におなじみのw)ロータスエスプリ

 映画では水に潜って上空のヘリを「艦対空ミサイルで叩き落とす」大活躍ぶりが印象に残る車ですが、そこを離れてもフェラーリやランボルギーニにないソフィスケートされたデザインが魅力の1台です。
 (それだけにアグレッシブさに欠けるのも確かで「エスプリが大活躍する首都高バトル漫画」なんてのは咄嗟に想像できませんw)

 今回のプレミアムはドアの開閉アクションを廃していますがフォルムで見せるエスプリという車には似合う処理でしょう。リトラクタブルライトの開閉アクションはプレミアムの中でも違和感が少ない方でこれも美点と言えます。
 
 で、今回ミニカーを手に取って見て気づいたのですがエスプリにはリアゲートがあって実質3ドアクーペな訳ですが
「ここを開いて後ろに積める荷物って何だろう?」という疑問が湧いてきますw


 (改めて調べてみたらNSXの様に「エンジンの更に後ろにトランクがある」のですね。S660では同じスペースが単なる「つぶれ代(クラッシャブルゾーン)」と化しているのですが)

 今回は8月に続いて出先を中心に見かけた「萌え(と呼ばれる何か)」ネタで行きたいと思います。
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 先日たまたま後ろに着いたトラックのバックドアに描かれていた「扶桑ロジ子」
 別にこのトラックが痛車だったと言う訳ではなく、本当に扶桑ロジスティックのイメージキャラクターの様です。
 なんだか昔のホビージャパンで見かけた様なキャラクターですが、ハイテクイメージは感じられます。


 放映が終わって3ヶ月が経つのに甲府近辺は相変わらず「mono」旋風が吹き荒れている様で、駅のコンコースが賑々しい事になっています。
 「やまあり やまなし」の駄洒落系フレーズ。これを見ていると「山しかないから山梨なんじゃ?」とかツッコミを入れたくなるわたしが(笑)

 

 仙台とくれば「ずんだもん」と「東北ずん子」が定番。
 と言う訳で菅生のPAにもコーナーが(笑)
 「牧之原」「双葉」と併せて日本中のSAやPAでも順調に萌え化が進行中です汗

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 仙台が「ずんだもん」山梨が「mono」なら静岡は「ラブライブ!」だとばかりにPAの入り口にでかでかとプレミアムショップが(笑)
 開店前だったので入りそびれましたが、もし開いていたら何を見させられていたでしょう(笑)

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 JREの大宮~横川のスタンプラリーのポスターから。
 イメージキャラの気合の入り具合と目力(めぢから)はJAMのイメージキャラの及ぶところではない気がします(笑)

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 富士吉田の道の駅にて。
 ここまで紹介して来たキャラのどれよりも年季が入っていそうな雰囲気です。絵柄の雰囲気からすると2000年代初頭から居そうな感じのキャラでしたが
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 御年23歳ですか(笑)
 先日20周年を迎えた「きららキャラット」のイメージキャラも成人ネタのマンガ(主人公の女子高生たちよりも年上だったというネタが目立つこと!)をつい連想しました。
 そうか、頭頂部の白いのは「白髪だったのか」w

20251007SE (55)
 前回を含め、これまで紹介してきた都県(長野、山梨、静岡、埼玉、東京、宮城)に比べると出遅れ感が著しいわたしの故郷の岩手でしたが、先日の帰省でようやく見かけたのが「岩手まるごと売込み隊」という出遅れ感と、なりふりかまわず感を感じさせる「岩手さちこ」さん。

 いったい、どんな活躍をさせるのかがまるで見えてこない未知キャラです。

以下おまけ
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 上述の様に萌えに出遅れ感の強い岩手ですが、こんな看板が未だに存在しているところに浮世離れを感じたりします。
 (でも、そんなところが好ましい気もするのですが)

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 甲府駅で「mono」の看板のすぐわきにあったポスターから

 「日本一モンストしない県」でお祝いされても
 ・・・「へえ、そうですか」としか言いようがない(爆笑)

 

 

 ブログを打っていて感じますが、こういうネタの時は「年甲斐もなく華やいだ気分になれる」のが大きなメリットだと思います。