冬のマジックアワー | MODELと日々の徒然と

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鉄道模型・ミニカーと日常のそのほか

 今回は日常ネタから

 12月から1月にかけては日が昇るのが遅く、日が沈むのが早いので出勤時間が日の出前、退勤時間が日没直後というスケジュールとなります。
 このところは晴れに日が続いている事もあって特に退勤時間に見る夕空がとてもきれいに映ります。
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 実はわたしも初めて知ったのですが、こういうのを「マジックアワー」と呼ぶのだそうで日没時間の前後、一日で景色が一番美しく見える時間帯との事です。
 映画やドラマなどでもこの時間を狙ってわざわざ撮影する事があるのだそうですが、わたし自身も実際この時間帯の夕空をカメラに収める事も多かったのに思い当たりました。
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 そういえば故郷の帰省でもこの時間帯の空を撮影する事が結構あったりして(汗)
 わたしも子供の頃なんかはマジックアワーに奇麗な夕映えを見ると表に飛び出して暗くなるまで飽かずに眺めていた記憶があります。あの頃はカメラなんか扱えませんでしたからどんなに奇麗な夕空でも記憶にとどめるのが精一杯でしたが。
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 一日の中のほんの一瞬(実は日の出の時にも同じ様な効果はあるのですが)の空や周囲が美しく見える瞬間に毎朝毎夕立ち会っているのだと思うと、これも一種の贅沢の様な気がします。
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 ところが世の中は面白いもので、逆にこの時間帯が大嫌いな人種も存在する様で母校の大先輩の作家先生とか、身近なところではわたしの家内なんかもこの時間帯になると家に籠って電気を全部点けたり、外出時だとわざわざ明るい店内に引き返したりしていました。

 この辺り、同じ風景でも人によって感じ方が大きく変わるという事を思い知らされたりします。