この秋2度目の鉄道模型運転会のはなし | MODELと日々の徒然と

MODELと日々の徒然と

鉄道模型・ミニカーと日常のそのほか

 つい2週間前に浜松で今年最初(笑)のクラブ運転会を開催したばかりでつい先日までその記事を当ブログにアップしていたばかりでしたが、その記憶もまだ鮮やかな先日、早くも今年2度目の運転会が催されました。

 場所はわたしがいつも新製品を予約購入しているショップのレンタルレイアウト。

 この近辺はもとより全国的に見てもかなり大きな規模に属するレイアウトなのですが、近場という事もあって前回の運転会に参加できなかったメンバーも含めて10人以上が参加し、同時に10列車以上が同時運転される大規模な運転会となりました。
 (いつものモジュールレイアウトでは同時運転は精々5列車くらい)
 わたしもこのレイアウト以前2,3度使わせて頂いた事があるのですが、なにせレイアウトの規模が半端ありませんからフル編成でも1列車や2列車が走るくらいでは寂寥感も半端ありません。


 その点今回は最大で15列車前後が同時運転(メンテナンスゾーンの走行などを除く)されましたから、このレイアウトが本来持っているポテンシャルも引き出される形で活気の溢れた走行風景が展開されたと思います。


 今回の運転会では、近場の鉄道見学ツアーに来られた一般の方々(これについては後述)にこのレイアウトを見学・体験運転して頂くというのも目的のひとつで、休日のひとときに前回以上のテツモ三昧にふけらせて頂きました(笑)
 先週来体調を崩していたわたしも、メンバーやギャラリーの元気にあてられてか、すっかり元気を取り戻した様な気分になりました。

 やっぱりわたしも鉄道模型に癒される類の人間だった様ですねw
 上述の様に前回参加できなかったクラブのメンバーも多かった事もあり、メンバー間の交流も前回以上に活発でしたし、そこで聞く話題や情報交換も運転会の色どりに花を添えました。

 今回の運転会はショップのオファーで「レイアウトを見学に来る団体さんに体験運転をしていただく」と言うのが目的のひとつでした。
 という訳でレイアウトの一角に体験運転用のブースを設けて、メンバー持ち寄りの編成をギャラリーの方々に運転して頂いた訳です。

 来店してきた団体さんは静岡Jの「鉄道少年団」の御一行様。
 最初見た時にはボーイスカウトか?と思って一瞬まごつきました(笑)が、近くのリニア工事現場の見学の帰りに身延線の臨時「ふじかわ」に乗って来られたのだそうで、いつものレンタルレイアウトとは異なる賑々しさでした。
 鉄道少年団だけに車両の知識は豊富で、メンバーが走らせている編成は大概言い当てられていて、端で聞いているおっさんなんぞは「ほお、凄いな」とか思ったりします。

 

 ですが、そういう時に限ってわたしの持ち込んだ編成は華やかさに欠けると言いますか渋すぎると言いますか。

 実は当初はKATOレジェンドコレクションの151系を出す予定だったのですがカプラーのトラブルでクハ151だけ脱線が頻発したために使用できず「側線の飾り物化」させてしまいましたが、少年団だけあって直ちに151系を「こだまだ!」と即答されたのには驚きました。

 こんな具合ですから、こちらとしてもいつもの運転会の様な実車や模型の説明もほとんど不要で和気あいあいと眺めていられました。
 とりあえずKATOの381系「しなの」鉄コレのJR東海仕様の103系、E355系「和」なんかでお茶を濁す事になります。
 幸い、他のメンバーがJR東海の新幹線を何編成か並べてくれたのでどうにか回せたという感じでしたか。

 そんな具合で、少年団の皆さんにもとっかえひっかえで運転してもらい、レイアウト上で列車を快走させました。その一方で他のメンバー自慢の編成も10編成以上が鉄博さながらに同時走行していましたから、モジュール運転会の時以上のお祭り騒ぎ。
 この見学や体験運転で参加の子供たちの何人かでもこの趣味に入ってくれれば嬉しいですね。どんな趣味でもそうですが裾野が広がらないと高い山もできないのですから。

 そんなことを考えているうちにあっという間に時間は過ぎ、お開きまで目一杯運転会は続きました。