「信州名物 山賊焼弁当」 | MODELと日々の徒然と

MODELと日々の徒然と

鉄道模型・ミニカーと日常のそのほか

 今回は駅弁ネタです。
 昨年の時もそうでしたが、トレインフェスタで駅弁を食べて帰宅してしばらくすると、現住地に近いところの駅弁を食べてみたくなります(中毒か?)

 現住地の近くで駅弁が買えそうな駅というと八王子か甲府という事になりますが、ドライブがてら立ち寄るには気分がいいという単純な理由で今回は甲府駅に出かけます。
 で購入したのが丸政の「信州名物 山賊焼弁当」
 「甲府の駅で信州名物を買う」というある意味お得、見ようによってはシュールな買い物をしてきたわけです笑

 さて、ここで紹介する「山賊焼」は長野や山梨のソウルフードともいうべきお惣菜(実は岩手のスーパーでも最近扱い始めていますがメジャーな存在ではありません)
 鶏肉をニンニク醤油のたれで味付けしてカラッと揚げたもので、前記の地域では普通のスーパーで普通に売られているばかりか韮崎辺りでは「駅そばのトッピングとしても人気」の食べ物でもあります。
 「山賊」の由来ですが「山賊が旅人から金銀を『とりあげる』のを『揚げ鶏』にひっかけて命名した」という説が有力ですww

 帰宅後早速ふたを開けてみると揚げ鶏がでかでかと乗っかっていて他の付け合わせの存在を一瞬忘れそうなボリュームがあります。
 おまけにこの手の駅弁としては異例なほどにご飯の層が薄く、おかずとの比率がほぼ1対1というのも異例です。

 が、ひと口口に運ぶとニンニクの風味が口いっぱいに広がり、鶏肉のそれと併せて食が進むこと進むこと。
 ただ、衣のモソモソ感が残るところはスーパーの山賊焼と同様なので飲み物は必須。
 電車で食べるならビールやハイボール系で流し込むと旅の気分も盛り上がりそうです。

 そんなところから言っても、この駅弁は観光客よりも出張中のビジネス客がスタミナづくりに掻っ込むような食べ方が似合う気もします。