「南洋軒の牛宝弁当」 | MODELと日々の徒然と

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 春の駅弁フェアからその2

 今回も牛肉ネタで滋賀県草津市の「南洋軒」という所から出ている「牛宝弁当」

 何しろ同じ弁当箱の中に「松坂牛のすき焼き」と「近江牛のステーキ」が同梱されている豪華版。
 どちらかだけでも十分売りになりそうなのにそれがふたつも入っているのですから「ブランド牛肉の競演」のあおりは伊達ではありません。

 ふたを開くと左半分にすき焼き、右半分がステーキの領分になっていまして彩りにニンジンやミニコーン、カボチャがあしらわれています。
 右端に何やら白いものがあって、最初は大根おろしかと思って(事実ステーキ宮なんかで大根おろしベースのたれを出していますし)何も考えずにステーキの上に振りまいてしまったのですが、食べて見るとこれがハッシュポテトだったのに参りました(あらかじめ一口食べて確認すればよかったのに汗)その上のステーキソースはデミグラス系でした。

 これらの付け合わせから見てもこの弁当はステーキ弁当に比重が置かれた構成の様です。
 まあ、目の前にすき焼きとステーキを並べられたら大概の人はステーキに目が行くでしょうしw

 実食した印象もステーキの印象の強さにすき焼きがやや霞みがちなところがあります。同時に浜吉のすき焼き弁当を家族でシェアしつつ食べていたので余計そう感じるのかもしれません。
 ステーキ自体は他所のステーキ系に比べるとソースの甘辛さで引っ張る事がなく、肉そのもので勝負しようという意図は感じられます。
 惜しい事に弁当が冷たいとそのメリットが十分生かせない感じもあるのでこの弁当はレンチン必須と思います。

 (まあ、この傾向は出来立てでもない限り他の肉系・ステーキ系の駅弁全般に言える事ですが)