今回は帰省ネタで行こうと思ったのですが、順番を前後させて帰省から帰った後のはなしを上げようと思います。
故郷が東北で今回の帰省の時期が10月も下旬という事もあって、かなりの寒さが見込まれました。
なので今回の帰省では暖かめの服装を選び、寒さ対策もそれなりのレベルで臨みました。
法事が雨の中という事もあって、肌寒さもそれなりでしたが、事前の対策が功を奏してそれほど寒さを感じずに帰省を済ませる事は出来ました。尤も、実家に入ると早々と炬燵が立ち、寝床には毛布まで掛けられてはいましたが。
さて、法事をはじめとした所用も済ませ、S660で帰途についたのですが、途中の高速でざんざん降りの雨の中夜間走行を強いられたのは前回書いた通りです。
やっとの思いで帰宅し、その晩は布団にもぐり込んだのですが
翌朝、あまりの寒さに目をさますと部屋の中は故郷の朝よりも肌寒い空気。
変だと思って外に出ると何と周囲の山々が軒並み雪化粧していたのには驚きました。
10月の下旬に雪化粧した山を見るのは現住地でもそう珍しくはないのですが「周囲の山が全て雪化粧」と言うのは滅多にあるものではありません。
こんなのは帰省中の故郷でも見なかった景色です。
おそらく、これらの山々からの吹きおろしが麓にまで流れ込んで予想外の寒さになったのでしょう。
この日はあきらかに現住地の方が故郷よりも寒かった一日でした。
しかも故郷の寒さに備えて持ち込んだ冬物の服はこちらに帰る時に別便で送ってしまっていたので、とっさに着られるものが無く、慌てて押し入れを再度ひっくり返す始末となりました。
それにしても、つい半月前まで暑さで寝苦しい夜があったとは思えない気候の変わり様。
まったく今回の帰省は帰った後もわたしを驚かせます。