レイアウトのお引越し・その2 | MODELと日々の徒然と

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 先日来進行している、レイアウトの移設作業。
 この間の週末を使い進展を図りました。

 これまでモジュールレイアウトを収納していたフレームは元々防塵や猫対策を目的にレイアウトの設置高さよりも40センチ程度高い部材を使っていました。
 ですが今は家の中に猫も居なくなりましたし、レイアウトを部屋の真ん中に設置する条件なら誇り対策を含めたメンテナンスも容易になるので、メインのレイアウトを真上に設置して二階建て構造にする事にしました。


 これまでのメインレイアウトは自宅内のあちこちにパーツ毎に保管していたのですが、それゆえにすべて合体させて運転するのが暮れの年越し運転くらいしかなくその年越し運転もここ10年くらいご無沙汰していました。
 これでは持ち腐れもいいところですし、ろくに運転しないで処分するのも業腹だったので、この機会にいつでも運転できる体制を整えたかったのです。

 今回はフレーム上にベースになるスタイロフォームを載せ、接着した上にレイアウトのベースを順次載せて行く形式を取りました。これは隣室にレイアウトを配置していた時と同じやり方ですが、解体に手間が掛かるものの厚みのあるスタイロフォームなら意外とたわみが少ない上にレイアウト自体が意外に軽量なのでどうにか成立します(現に東日本大震災の時は現住地での震度5の揺れに持ち応えました。さすがにそれ以上となると未知数ですが)

 とはいえメインレイアウトのパーツの中にはここ10年位使っていなかったのでシーナリィの劣化やレールの汚れが半端ないレベルのものもあります。
 移設と同時にこれらのメンテナンスも並行して行うため、どうしてもまとまった時間は必要でした。
 これもこれまで移設に踏み切れなかった理由のひとつです。

 隣室にあったレイアウトの主要部からまず建物やそのベース類を一旦外し、

 線路とベースだけのすっぴん状態にしてからフレーム上に持ち込みます。

 このレイアウトの特徴として線路配置やベースのみを固定し、そこに載せるシーナリィは各パーツ毎に差し替え可能な構造になっています。
 今回はレイアウトの移設と同時にシーナリィも電気街と商店街だったのを郊外の観光地に差し替える事にしました。
 この差し換えも10年ぶりくらいですか。

 物置から箱詰めにしていた各パーツを再び引っ張り出し再配置しますが、こちらはこちらで保管中の劣化が予想されるのでリペアや変更を適宜加えながら対応したいと思います。