コロナ資金を、直接設備に使うと、アウトです! | 社長が不在でも自然と業績が伸びる組織づくりをマルゴト支援するあなたの心のパートナー

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先週、銀行員さんの定期訪問で、

事務所にお越しになりました。

 

 

 

12月に、私が当座借越を使うにあたり、

お話があるということでした。

 

 

 

 

 

 

私の融資の話はサッサと終わり、

最近の銀行を取り巻く環境について

お聞きすると、こんなことで困っていると、

おっしゃっていました。

 

 

 

 

 

 

 

コロナ融資でのペナルティー

発生している、ということでした。

 

 

 

ペナルティーというのは、

資金使途違反による一括返済です。

 

 

 

 

資金を使い終わった後なので、

資金はありません。

返そうにも返せない。

どうするんでしょう??? 

 

 

 

 

3年間無利子のコロナ融資は、

売上高の減少に伴う倒産リスクに備えるため、

運転資金に充てることを前提として

貸し出しているものです。

 

 

 

 

運転資金とは、

商品の仕入れ代、人件費、家賃といった

費用に使われる資金ことです。

 

 

 

 

コロナ融資を受ける際に、

資金使途の確認書を、出しているはずです。

 

 

 

資金使途は、

金融機関が融資を行う場合に、

最も大切にしているものの一つです。

 

 

 

 

 

資金使途違反が分かった以上は、

金融機関としては、

見過ごすわけにはいかない

ということでした。

 

 

 

 

 

 

なぜ分かるかというと、

預金口座の動きです。

 

 

 

融資を受けた後に、

通常の運転資金として使っているか、

設備等の支払いに充てられてないか、

金融機関は、預金の動きを見ています。

 

 

 

 

 

 

判定の基準は、

『融資資金を、直接他の支払いに

 充てたかどうか?』です。

 

 

一旦、仕入れや給料など

運転資金として支出し、

売掛金として回収した資金を

設備等の購入に充てても、

全く問題はありません。

 

 

 

実質は、同じですが、

資金を循環させたかどうかで、

判定が決まります。

 

 

 

実際、私も、

銀行の担当者に確認の上、

コロナ資金を循環させ、

設備に使っていますが、

全く問題ありません。

 

 

 

ちょっとした手順を踏むかどうかで、

金融機関の対応は、大きく変わります。

恐いですね。

 

 

 

私達のお客様も、

コロナ資金を設備資金に使うときは、

金融機関の担当者に確認の上、

循環して使って頂いています。

 

 

 

 

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