1362号
昨日は、年に数回ある、
あるある相談でした。
『融資を断られたけど、
借りることはできますか？』
これから飲食店を始めようとする方です。
『コロナ禍で飲食店は無謀だ！』と、
感じる人もいますが、
私はそうは思いません。
時代に合った飲食店をつくるだけ。
むしろ、既存店よりも
優位に立てます。
先週、自分で事業計画を作り、
いくつかの金融機関に
持ち込んだそうですが、
すべて撃沈されたそうです。
そんな中、
『なんとか融資を受けたい！』と、
色々な方に相談し、
私達の事務所に辿り着きました。
作られたという計画を見せてもらうと、
自分で作った割には、いいできです。
しかし、金融機関が『貸したい』と、
思える案件にはなっていません。
この段階で、
撃沈した理由は知りませんが、
案件の全容を見ずに審査していることが
原因の一つにあります。
金融機関は、
ある資料をもとに、審査を行います。
逆に、ある資料しか見ません。
例えば、緻密な計画が欲しくても、
借りようとする方が作れないものは、
依頼しても意味がありません。
欲しい情報は、聞き取りになります。
聞き取りで、情報を網羅するのは
限界があります。
その結果、
事業の本質を伝えきれずに、
謝絶となることは、よくあります。
ここで、謝絶とは、
融資を断ることを意味します。
案件にもよりますが、
断られても、借りることは可能です。
まずは、各金融機関に連絡し、
現状を確認します。
そして、どの金融機関から
融資を受けるべきかを考えます。
案件を持ち込んだ金融機関は３つです。
そのすべてに連絡し、
審査の進捗状況を確認します。
この案件、見た感じ、
融資は可能に感じます。
どの金融機関が
借すでしょうか？
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