税務調査にて、83%が、追加で税金を納めています。では、私は? | 社長が不在でも自然と業績が伸びる組織づくりをマルゴト支援するあなたの心のパートナー

1354号目

 

 

 

 

 

 

 

税務調査のスタートは、

代表である私との面談から始まります。

どの会社も同じです。

 

 

 

 

質問される前に、こちらから質問します。

いつも確認するのは、調査の目的です。

 

 

『なぜ、うちの調査をするんですか?』

 

 

 

 

 

相手は、公務員です。

形式的にしか答えませんが、

一応、お聞きする。

 

 

 

 

税務署の職員さんが言うには、

『私が選んだわけじゃない。

 決められたところに来ただけです。』

面白くない答えです。

 

 

 

 

改めて、聞きます。

『本当の理由はなんですか?』

私も、ひつこい。

本質が見えるまで、繰り返します。

いつもの癖です。

 

 

 

 

『売上高が、伸び続けていますからね。

 あと、

 税理士さんには、遅かれ早かれ、

 必ず調査が入ります。』

 

 

 

 

 

どういうつもりで来たのか、

気になります。

 

 

 

 

 

売上も経費も、

特にゴマカシテなく、

何の心配もありませんが、

申告について、

認識の違いは、間違いなくあります。

 

 

 

 

突けば、

出てくるものは沢山あるはずです。

 

 

 

 

 

 

最初に、調査官から言われたのが、

『あなた、

 税理士なんかじゃないんですね。

 企業経営をされている。』

 

 

 

 

 

当然、ホームページや

ブログを隈なくご覧になっています。

ブログは、ほぼ全部をご覧になったようです。

 

 

 

最近、過去の検索が、

異常に増えていた理由が分かりました。

 

採用の募集以外に、

事前調査にて、この方も見てようです。

 

 

 

 

ブログにて、

過去の不正がバレるケースもありますが、

私は不正をしていないので、

そんな心配はありません。

 

 

 

 

 

 

税務署の方が言うには、

税理士というと、

多くても2,3人事務員を雇い、

申告業務に勤しむ職人さんのことを

指すそうです。

 

 

 

 

 

『そんな人らと違うのは、

 よく分かりました。

 経営に対する考え方が

 しっかりされている。』とのこと。

 

 

 

『では、これで

 調査終わりですか?』と聞くと、

 

 

 

職員さんは、

『いえいえ、

 書類を確認して調査はします。』という。

 

 

 

『ですよね・・・。』

不安に感じながら、

調査官を見つめます。

 

 

 

 

 

税務署の職員さんが、

総勘定元帳や領収書を

チマチマご覧になられます。

 

 

 

 

 

領収書などに付箋をいくつか張られます。

『どこに貼ったのか?』

気になります。

 

 

 

 

 

『税金は、追加でいくら払うんだろう?

 100万円か? 300万円か?

 それとも・・・ゼロか?』

考えてしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

質問攻撃を浴びせられますが、

聞かれそうなことは、

すべて資料にまとめてあるので、

示すだけ。

『これ見て!』

説明は必要ありません。

 

 

 

 

 

資料を出すと、いくらでも突っ込めるのに、

それ以上の追及はありません。

 

 

 

 

調査を手加減しているのが分かりますが、

質問の度に、このようなことを言われます。

『税理士法上・・・・。』

 

 

 

 

 

『逆らったら、税理士免許がなくなるよ!』

というような脅しにも聞こえますが、

そんな簡単に、剥奪されるはずがありません。

 

 

 

 

 

とはいうものの、

サクッと、調査の結論が出たようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サッサと申告は是認だと言って頂き、

調査は、無事終了になりました。

 

 

 

是認とは、

『申告に間違いなく、追加の税金はない!』

ということです。

 

 

 

 

実地調査全体での是認割合は、

約17%となっています。

修正することなく、終わりホッとしています。


 

 

 

 

社長面談、資料確認、質疑応答、

是認決定まで、約4時間でした。

 

 

 

 

時間にして、

1日もかからず、

 

終わることができました。

 

 

今日は、ここまで。

是認の理由は、明日に続きます。 

 

 

 

 

 

 

 

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