死ねばいいのに! | 社長が不在でも自然と業績が伸びる組織づくりをマルゴト支援するあなたの心のパートナー

1352号目

 

 

 

 

昨日の夕方、

クライアント先に訪問すると、

約束をしていた社長は、

時間が押しているらしく、

まだ、会社に戻ってないようです。

 

 

 

 

社長は、

前のアポイントが押しているようです。

お茶を出して頂いたので、

仕事をしながら、

しばらく、待たせてもらう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お客様との対応を終えた

沢山のスタッフが、

後処理作業をしながら、

お話しています。

 

 

 

 

 

 

大きな声で話しているので、

私にも、うるさいほど聞こえます。

 

 

聞きたくはないけど、

お客様の名前が聞こえてきます。

 

 

 

 

 

 

 

今日のできごとを、皆さんで、

振り返っているようです。

すばらしい会社です。

 

 

 

 

専門用語が多いので、

何を言っているのかよく分かりませんが、

次第に、話がそれていくのが分かります。

 

 

 

 

 

最初は、

より質の高いサービスに

変えるために、

『お客様へのサービスを

 このように変えていこう。』

そんな話をされていました。

 

 

 

また、経験の浅いスタッフが、

自分が行った不安な対応について、

他の方ならどうするのか、

皆さんで考え、教え合っています。

 

 

 

 

 

しかし、

大きな笑い声とともに、

徐々に、

お客様の悪口に変わっていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

しまいには・・・・、 

『死ねばいいのに!』

 

 

 

 

 

 

冗談の度を超えていますが、

全く悪気はありません。

 

『死ねばいい!』って、叫ばれると、

『私のこと?』って思ってしまします。

私ではないようです。

お客様のことのようです。

 

 

 

 

 

辛いことがあったのでしょうが、

悪口の対象となっている

お客様のお陰様で、

スタッフの皆さんの生活が

成り立っているんですねどね。

 

 

 

 

 

 

 

私がいることを知って、

悪口を言っているので、

自信を持っての発言なんでしょう。

 

 

 

お客様の悪口を言うことは、

もちろん、社長の方針でもありません。

 

 

 

なんで、そんな思考になるのか、

私には理解できませんが、

こんな会社って、

珍しくもありません。

 

 

 

 

うちの事務所でも似たようなことが

起こっているかと思うと、怖くなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日の社長の相談は、

社員を増やし、

新たな事業を始めるための

課題についてでした。

 

 

 

 

 

この状態で、

新事業に手を出しても、

お客様は付いてきません。

 

 

 

そんな時期ではないことが

スタッフさんから分かります。

スタッフさんの成長が先です。

 

 

 

スタッフさんに

『悪口を言うな!』

そんな指導は全く意味がありません。

言わなくなったとしても、

心に思い続けます。

 

 

 

心の根底にあるものを変えないと、

思考も行動も変わりません。

 

 

 

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