1338号目
不動産賃貸業を始めたい。
そんな相談が続いています。
当然、それが
メインの事業ではありません。
会社員であったり、
自分で事業をされています。
自己資金はない。または、
あっても使いたくない方ばかりです。
フルローンを希望されます。
フルローンとは、
物件の価額、全額を融資で賄うことです。
ここでいう、物件の価格とは、
土地と建物のこと、諸費用は
自己資金で賄います。
中には、オーバーローンを
念願される方もいます。
オーバーローンとは、
不動産を購入するための借入金が、
物件の価格を超えていることをいいます。
物件だけでなく、
手数料や税金等も含めて借りる場合のことです。
ちなみに、私の社宅は、
オーバーローンで借りました。
物件が安いと、問題ないですが、
高額になると、
家賃収入よりも、返済額が多くなり、
返済できなくなる可能性が高まります。
さて、
金融機関の姿勢としては、
3つに分かれます。
1つ目は、
不動産投資には
融資をしない銀行です。
審査もしないと割り切っています。
堅実です。
『かぼちゃの馬車』の事件以降は、
不動産投資に、
後ろ向きな銀行が増えています。
それは、
金融庁の方針があってのことです。
2つ目は、
フルローンでは貸さないけど、
自己資金が2割以上あるなら
貸す銀行です。
もちろん、収益性があり、
担保余力がある前提となります。
しかも、金利は3%近くと、
一般的な事業性の融資よりも
高くなります。
昔の金融機関の
融資姿勢に戻ったような感じです。
私が働いていた時代は、
これが前提でした。
3つ目は、
何でも貸す銀行です。
滅多にないですが、
あるにはあります。
私達にとっては、
とっても心強い存在です。
しかも、金利も
それほど高くはない。
『そんなに貸して大丈夫かなー。』って、
私達も不安になるくらいです。
もちろん、
1つ目の銀行には
相談しません。
2つ目と3つ目の銀行は
条件次第になります。
さー、今回の案件は
どの銀行になるでしょうか。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
社長の『お金』と『人』へのストレスを減らし
『納得できる意思決定』をサポートする
金沢の 企業未来デザイナー
〒920-0024 金沢市西念2-35-23
奥伸ビル202号室
小林弘昌税理士事務所 代表税理士
株式会社ツナガル 代表取締役
TEL: 076-223-2229
FAX: 076-223-6781
携帯:090-1120-3808
ホームページはこちら