売電単価は見ちゃいけない!見るのは・・・。 | 社長が不在でも自然と業績が伸びる組織づくりをマルゴト支援するあなたの心のパートナー

1339号目

 

 

 

 

昨日に続き投資について・・・。

 

 

私達のクライアントには、

珍しく、

太陽光発電の設置業者が

何社がいらっしゃいます。

  

 

 

 

その方々は、

大半が二次下請けとして、

県内に限らず、

全国に飛び回っています。

 

 

 

 

元請けとの関係にもよりますが、

結構、効率良く稼げる業種で、

受注は止まる気配がありません。

 

 

 

 

 

 

というのも、

太陽光発電を設置する人がいるから

成り立つ仕事です。

 

 

 

 

 

 

設置する人は、

ソーラーパネルを設置することが目的ではなく、

発電した電気を売却して、

収益を得るのが目的です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

太陽光発電は、2012年頃に始まり、

売電単価はどんどん下がっています。

当初の2分の1、3分の1となっています。

 

 

 

 

 

 

始まって数年たつと、

毎年のように、

『太陽光発電は今年までですよ!

 来年以降は儲かりません。』

そんなことを言われていたのを

思い出します。

 

 

 

 

 

あれ以降も、

どんどん売電価格は下がっています。

売電価格が下がっているのに、

なぜ、儲かるのか?

 

 

 

 

 

 

不思議に感じますが、

理由はいくつかあります。

 

 

一般的に粗利は、

このように算出されます。

 

売上高-原価=粗利

 

 

 

 

 

 

ここで原価に相当するのが、

太陽光発電の設置費用です。

技術革新により、

この設置費用が大幅に減っています。

 

 

 

だから、売上高が減っても、

粗利を稼げる仕組みになっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

更に売上高は、このように分解できます。

 

売上高=単価×数量×回数

 

 

単価というのが、

ここでは売電価格です。

これはどんどん値下がりしています。

 

 

 

 

しかし、数量は逆に増えています。

技術革新により、発電効率が良くなり、

同じパネルの枚数でも、

多くの電力を生み出せるようになりました。

 

 

 

 

回数にあたるのが、

耐用年数でしょう。古いものでも、

まだ設置して10年ほどですので、

事実は分かりません。

 

 

 

耐久性が劣化していることはないでしょう。

長く使えるようになっていたとしても、

短くなることはないように思います。

プラスに働いているはずです。

分からないので、現状維持と考えます。

 

 

 

ということで、

 

 

 

それぞれのファクターが

このように増減した結果、

粗利としては、

残る仕組みになっています。

 

 

粗利=↓単価×↑数量×回数-↓原価

 

 

 

販売単価だけ見てても、

勘違いするのは、

そんな仕組になっているからです。

 

 

 

経営者の皆様にいつも言っているのは、

『売上高を見ちゃいけない。

 粗利を見てください。』

 

 

 

 

このことが、

太陽光発電にも

言えます。

 

 

見るのは、単価ではなく粗利です!

 

 

 

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