1326号目
「企業は人なり」という言葉は
誰でも聞いたことがあるでしょう。
松下幸之助さんの『事業は人なり』から
変化して、この言葉になったと聞いています。
松下幸之助さんは、こう言っています。
企業は人を中心として
発展していくものであり、
その成否は適切な人を得るかどうかに
かかっているといってもいいだろう。
この文面からして、ここでいう人というのは、
社員のことのように書かれています。
実際、その通りでしょう。
これをうのみにして、世間では、
『優秀な社員がこない。』と、
嘆いている経営者が沢山います。
『そんな無能な社長のところに、
優秀な人材が集まる筈がないでしょう。』
とは言えませんが、
私達、中小どころか零細企業にとっては、
自社も例外ではなく、
それが事実です。
でも、『企業は人なり。』
ここでの『人』を誰と捉えるかにより、
大きく変わります。
私は、経営者を指していると思っています。
会社というのは、99.99%経営者次第です。
優秀な社員が来ないのも、社長が原因です。
社員が育たないのも、
本気で育てようとしない社長の原因です。
現在、私の会社では、人が足りなくなり、
急遽、採用活動をしています。
有難いことに、この1週間で6人ほど、
ご応募がありました。
お越しになる方は、優秀かどうかといえば、
優秀なはずがありません。
私達の会社は何を大切にしているのか、
多少は知っているかもしれませんが、
できるという領域に達していないので、
数年かけて育てないと優秀にはなりません。
優秀に育てるかどうかは、
経営者次第じゃないでしょうか。
社員を生かす仕組みをつくるのも、
経営者次第です。
人とは社長のことですと言いましたが、
実は、これも、正しくはありません。
社員がそれを聞くと、どう感じるか?
『全部、社長のせいでしょう。』
そう思うでしょう。違いますよね。
私達は、経営者を相手に仕事をしているので、
人とは社長のことですと言いますが、
結局のところ、自分自身のことだと思います。
社長であれば、社長のこと、
社員であれば社員のことです。
企業は人なり。それは、自分次第ということ。
自分が変わることで、会社が変わる。
そのような人を作れるかどうか・・・
それも、・・・、社長次第。
これが正しいかどうかは知りませんが、
私は、このように考えています。
こんなことを感じて始まった
モーニングセミナーでした。
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