1288号目
当事務所の移転について、
内装工事の見積がまとまりました。
関係者の皆様のお陰です。
ありがとうございます。
銀行さんは、見積書がないと、
仮の審査はできても、
本審査をすることができません。
でも、そんなこと言ってられません。
見積書が出てから、
『ダメです！』なんて言われたら、
対応が遅れてしまいます。
各銀行さんには、見積書なしで、
事前に審査をして頂いていました。
見積書が出たところで、
確定はしていないものの、
改めて審査をして頂きました。
最初の見積もりが出てきたのが、
半月前です。
予想の金額を遥かに超えるものでした。
建物の構造が特殊ということもあり、
思い通りの改装をするには、
金がかかります。
いくらが妥当か知りませんが、
かかるものはかかります。
『見積書を見た銀行は、
何を言うのか？』
審査の基本となる銀行の考え方を
知る絶好の機会です。
４つの銀行にお伺いを出すと、
対応は様々です。
１つ目の銀行は、
『結構高いですね。
〇千万までなら貸せますが、
足りない部分は自己資金でいけますか？』
総額でいくらかかろうが どうでもいいけど、
貸せる金額は決まっている。
そんな対応です。
なんか冷たい感じが伝わってきます。
２つ目の銀行は、
『これ全部の工事が今必要ですか？
必要最低限の工事を行うと
いくらまで下がりますか？』
全額貸しても返済はできそうだけど、
返済可能性を高めるために、
最低限の投資に抑えて欲しいと
考えているようです。
『なぜ、そんなに高額の投資が必要なのか？』
その効果も聞いてきます。
私を考えさせる銀行さんです。
３つ目の銀行は、
『いくらでも貸します！』
そう言われると、安心しますが、
私がこの投資をすべきなのか、
一緒に考えて欲しいなー。
『この銀行は、本気で審査してんのか？』
そんな不安が生まれます。
そして、最後の公庫は、
あっけない対応でした。
『◎△＄♪×￥○＆％＃？！
無担保は5,000万円までOK』
どの銀行の対応も、
すべて正解です。
『貸せません！』
そう言った銀行さんがなかったのは
何よりです。
銀行員は、
親身になって一緒に考えたいけど、
そこまで余裕はありません。
出てきた資料を見て、
淡々と審査をするだけです。
投資に困ったら、
私達にご相談ください。
どんな投資が一番ふさわしいのか、
一緒に考えます。
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