1226号目
コロナ融資の申請にあたり、
こんな質問を受けることが
少なくありません。
『コロナ融資の資金を
設備投資に使っていいですか?』
『車の買い替えを考えている。』
『新しい機械を買おうと思っている。』
『社屋の改修をしたい。』
『ガッツリ新規の事業の計画がある』
設備の余裕があるということは、
コロナの影響で、
売上高が一瞬落ち込んではいるものの
まだまだ体力があり、
事業に前向きな企業です。
そんな場合、
売上落ち込みのための
当面の運転資金というよりは、
むしろ、
設備投資や新規の雇用による
事業の拡大などによる
資金需要がメインのように感じます。
要するに、
『ゼロ金利で調達した資金を
設備投資に使いたい!』
ってことです。
融資の審査を行う上で、
大切な項目の一つに
『資金使途』があります。
コロナ融資は、
売上減少しても、
事業が継続できるように、
3ヶ月~6ヶ月分の固定費を限度に、
融資をするものです。
したがって、
コロナ融資の資金使途は
『通常運転資金』です。
設備投資には使えません!
多少の設備投資なら
目をつぶって貸す金融機関も
ないわけじゃない。
ちなみに、
コロナ融資とは、
売上高が前年同月比で
5%、15%減少したときに、
ゼロ金利で借りることができる制度です。
本日は、
クライアント先の社長と
公庫へ同行しました。
この会社は、
2つの融資を申し込んでおり、
1ヶ月間待っての面談でした。
『コロナ融資』と『設備投資のための融資』です。
申込書は2枚書いています。
当たり前と言えば、当たり前!
『別枠で考える。』が、
正しい申請の方法です。
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