社長は、私のことが嫌いなんでしょうか? | 社長が不在でも自然と業績が伸びる組織づくりをマルゴト支援するあなたの心のパートナー

1196号目

 

 

 

 

 

 

昨日の続きです。

 

 

 

定期的に、

スタッフ面談をさせて頂いている

会社がいくつかあります。

 

 

 

 

面談の中で、スタッフさんから

こんな質問がありました。

 

 

『社長は、私のことが

 嫌いなんでしょうか?』

 

 

 

 

 

 

 

この方は、入社2年目の方です。

親子ほどの年の差がある

先輩の下で働いています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この先輩というのは、

勤続20年以上のベテランです。

後輩を持ったことはあっても、

育成という考え方はない方でした。

 

 

 

 

後輩の育成よりも、

自分がしたい仕事に興味があり、

後輩の面倒を見るのが苦手です。

 

 

 

 

 

自分は自分、後輩は後輩。

独立した存在なので、

私は関係ありません。

後輩は、独自で頑張ってください。

そんな考え方です。

 

 

 

 

 

仕事ができるベテランほど、

そうなりがちです。

 

 

 

 

 

この会社は、これから、

どんどん拡大する予定です。

 

 

社長には、

その後輩の面倒を全部見るほど

余裕はありません。

 

 

 

 

 

 

当たり前のことですが、

できる先輩に後輩の指導をして欲しい。

そう願っているのが社長です。

 

 

 

 

 

 

 

 

その先輩社員さんについても、

会社全体を見て、

後輩の育成ができるようになったら、

今まで以上に、

会社に貢献していることを感じることで、

より仕事を楽しんでほしい。

 

 

 

 

社長は、そう考えて、

その後輩には直接指導せず、

先輩に指導をして欲しい。

 

 

 

 

 

そんな思いから、

社長は突き放した態度を取ったために、

その後輩社員さんは、

そこだけを見て、

社長に嫌われているんじゃないかと

感じたようです。

 

 

 

社長と先輩と後輩、

互いに見えているものが違います。

 

 

 

社長が考えていることを

社員さんに伝えてないから、

こうなっちゃうんでしょうね。

 

 

結果、互いの誤解が加速し、

みんな不幸になる。

 

 

 

言っていたのかもしれません。

1回言ったくらいじゃ伝わりません。

理解してもらえるまで

何度も言う。

 

 


 

 

 

 

 

 

この会社の問題は、

今の会社の状況と目指すべき状態の共有が

社長と社員との間でできていないことです。

 

 

 

 

新人教育の仕組みをつくり、

後輩の育成ができる先輩の育成をする。

そんなビジョンを

みんなで共有することからですね。

 

 

 

 

 

 

 

教育は時間がかかります。

 

 

 

この会社に対して私達は、

互いにどんな関わり方をしたらよいか

考えてもらうことから始めます。

 

 

 

 

 

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