1191号目
5月に入り、
民間の金融機関において
実質無利子・無担保の融資が始まりました。
無利子・無担保と言われて
始まったこれまでのコロナ融資は、
実は、約1%の金利の負担が必要でした。
今回の改正により、
条件に適合した場合には、
その負担もなくなり、
実質ゼロになります。
この制度は、
民間の金融機関が窓口となり、
信用保証協会と商工会を通して、
実行になります。
無利子、
無担保、
無保証料、
無印紙税 です。
金融機関によっては、
融資取扱手数料の負担があるかもしれません。
その条件は、
売上高が前年同月比で、
△15%以上の場合です。
以前は、20%が基準だったので、
更に、使いやすくなったと思います。
4月には、
休業が始まった企業も多くあります。
3月には業績が下がってなかったけど、
4月は条件にあてはまる。
そんな会社が増えています。
△15%であれば、
コロナの影響を受けていない企業でも、
月々の波により、
そのくらいの変動は生じます。
完全無利子融資は、
多くの会社で使えそうです。
もしや、
『私の事務所も該当するのでは?』
そう思い、
4月の実績を前年と比較すると、
なんと16%下がっています。
喜んでいいのか分かりませんが、
嬉しくなります。
売上が下がって、うれしい!
変な感覚です。
昨年の4月に、大きな請求が数件
重なっていたのが下がった原因でした。
この制度を利用するには、
前年同月比△15%の他に、
もう一つ要件があります。
15%下がった月を含め、
今後3ヶ月の売上高も、
15%減少する見込みがあること。
たまたま4月は下がったけど、
5月、6月は、下がらない。
そんな場合には、
制度上対象外になります。
そこで、たままた事務所に来ていた
○○銀行さんに聞いてみました。
5月、6月の見込みは、
むしろ増えるようですが、
そんな場合でも、この制度は使えますか?
『・・・・・・・・。』
○○銀行さんは、頼もしい銀行です。
案の定の答えが返ってきました。
ここでは書ける内容ではありません。
気になる方は、
個別でご相談ください。
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