飲食店がテイクアウトよりも優先して取り組むこととは? | 社長が不在でも自然と業績が伸びる組織づくりをマルゴト支援するあなたの心のパートナー

1183号目

 

 

 

 

昨日も、いつもお世話になっている

居酒屋さんのテイクアウトを頂きました。

 

 

食べに行ってもおいしいですが、

持ち帰りは、更においしいです。

 

 

こんな手書きのお礼状まで頂くと、

毎日買いたくなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜ、今まで店内での飲食を

提供いていた居酒屋が、

テイクアウトを始めたのか?

 

 

 

それは簡単です。

何とかして、粗利を稼ぐために、

今まで扱っていた商品の販売方法を

変えたからです。

 

 

 

 

知人が経営する飲食店の休業に伴い、

何とか助けることはできないかと思い、

多くの持ち帰り弁当を買いたいと思い、

定期的に、

スタッフ全員分をまとめ買いしています。

 

 

 

毎日、私が、スタッフ全員分の弁当を

買い続けたとしても、たかが知れてます。

 

 

 

 

宴会などをメインにしていた居酒屋が、

個人向けにランチを売る。

 

 

そこまで大きなコストもなく

テイクアウトに

切り替えることができますが、

顧客も切り替わります。

 

 

 

 

 

 

 

人員、テナント等の諸費用など

固定費は変わりません。

同じ飲食でも、

弁当屋をするための設備ではありません。

収益性が大きく変わります。

 

 

 

 

テイクアウトにより、

売上高のゼロは回避できても、

必要な粗利は稼げません。

 

 

今日、

たまたま弁当の売れ行きが良くても

明日も続くかは分かりません。

 

 

 

 

昨日伺った居酒屋の店主が、

こうつぶやいていました。

『いくら売っても、儲からない。

 でも、しない訳にはいかない。』

 

 

 

 

店主も、

テイクアウトでは儲からないと、

分かっています。

 

 

居酒屋というものは、

テイクアウトで儲かる事業構造には

なっていないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろんテイクアウト事業をする目的は、

稼ぐ以外にも、いろいろあります。

 

 

 

通常営業が再開するまで顧客をつなぐ。

儲からなくてもいいから、社員を動かす。

何もしないよりはいいかもしれませんが、

根本的な解決には至らない。

 

 

 

 

最初に影響を受けるのは、

人が集まる飲食店、

人が触れるエステ、

人の移動で稼ぐ旅行・ホテル

 

 

更には、感染の拡大により、

更に多くの業種でも、今後は、

影響が広がりつつあります。

 

 

 

 

頑張っている飲食店や、

飲食店を応援しようとする方を

否定する訳ではありません。

 

 

 

 

 

 

休業から廃業へシフトする前に、

事業構造を変えて、

コロナが共存する社会でも

生きる会社づくりをすることが、

今何よりすべきことです。

 

 

 

 

 

自分達が一番喜んで欲しい人は誰なのか?

どのように喜んでもらうのか?

なぜ、自分達がそれをできるのか?

 

自社の定義付けのやり直しです。

 

 

 

 

 

事業構造を変えるには

一人で考えてもできるものではありません。

一緒に考え、アウトプットを検証し続ける

パートナーが必要です。

 

 

 

事業構造を変えるお手伝い。

 

これが、

弁当を買い続ける以上に効果がある

居酒屋を救うサポートだと思っています。

 

 

 

 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 

社長の『お金』と『人』へのストレスを減らし

『納得できる意思決定』をサポートする

金沢の 企業未来デザイナー

 

〒920-0024 金沢市西念2-35-23

奥伸ビル202号室

 

小林弘昌税理士事務所 代表税理士

株式会社ツナガル 代表取締役

TEL: 076-223-2229   

FAX: 076-223-6781 

携帯:090-1120-3808

 

ホームページはこちら

http://kanazawa-kaigyou.com/