1181号目
昨日の続きです。
直近3ヶ月以内の試算表を
金融機関が必要とする理由は2つあります。
一つ目は、実績を数字で見て、
その先を経営者の言葉で聞ききたい。
二つ目は、経営者の姿勢を見たい。
決算から3ヶ月以上過ぎていたら、
社会の情勢の変化に伴い、
業績が大きく変化している可能性があります。
だから、直近の実績を知りたい。
更には、その先がどうなっているのかを
顧問の税理士さんとかではなく、
社長ご自身の言葉で聞きたい。
直近の業績も分からないのに、
その先なんて聞いても無駄です。
銀行が見ているのは、
数字だけではありません。
経営者の姿勢を見ています。
前月の業績が下がったとしたら、
その企業は、
社会からの要望に応えてないということです。
その変化にいち早く気付いて対応しようと
考える経営者であるならば、
直近の試算表を大切にします。
感覚も大事ですが、
客観的な数字は嘘をつきません。
直近の業績を把握しようとしない企業は、
社会の変化に気付こうとしない企業であり、
改善する意思がない会社とも言えます。
そんな企業は、
例え、今の業績がよくても、その先は知れています。
万が一、業績が下がった場合には、
対応できない企業だと、判断されます。
ここで一つ問題があります。
経営者は、早く試算表を見たいのに、
会計事務所が対応しない場合です。
今週ご相談があった方のケースです。
半年以上試算表が出ていません。
最後の試算表は、昨年の10月でした。
顧問をされていた会計事務所としては、
申告書を作ることが仕事だと思っているので、
試算表を作ることに重視していません。
翌月早々には、実績を見たいのに、
『必要ない!』と言われ、
試算表の作成は、後回しにされていました。
銀行からは、
試算表を出してもらえないと、
『融資の審査はできない。』と言われ、
私達に相談がありました。
企業側にも問題はあるのでしょうが、
半年間の放置はありえません。
私達としても、
さっさと、銀行に審査を投げたいのに、
昨年からの試算表を作るところから
私達のサポートが始まります。
銀行の支店長は、
こんなことも言っていました。
『経営者は、勘違いしないで欲しい。
試算表や資金繰り計画を作るのは、
銀行のためじゃない。
経営者自身のためです。』
そうなんですよね。
試算表をサッサとつくるのは、
経営者自身のためです。
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