1136号目
コロナ関連での融資の相談が増えています。
先日、友人から電話がありました。
『コロナの件で、
無利子で借りれませんか？』
この方は、コロナの影響を受けて、
むしろ業績が伸びています。
融資の必要なないはずです。
今のうちに、低金利で資金を借りておきたい。
そんなことを考える経営者は
沢山いらっしゃるかもしれません。
でも、この方は・・・・・・、
何か違いそうです。
犯罪の匂いがします。
声は聞こえませんが、
電話口で、
隣に誰かいそうな感じがします。
『誰に貸すの？』とお聞きすると、
案の定でした。
その方の横にいるは、■■さんです。
信用がなくて借りることができません。
■■さんのために、代わりに借りて、
■■さんへ貸したい。
こんなことを考えているようです。
そのことを銀行に申し出て、
貸してくれればいいですが、
銀行は、他人へ貸す資金は
窓口では貸していません。
結局、資金使途を偽って
借りることになります。
それは犯罪です。
銀行から資金を騙し取ることなるからです。
そんなお手伝いは、
私達はしておりません。
「小善は大悪に似たり」と言われます。
銀行から代わりに借りてあげても、
全く解決しません。
お金がなくなったときに、
また頼ってきます。
依存されるだけ。
■■さんが、
真っ当に生きるために何ができるのか？
一緒に考えることなら、
私達でもサポートはできます。
こんな詐欺まがいの案件を出すと、
ただでさえ、案件が集中しているのに、
銀行は益々忙しくなります。
マスクの二の舞いです。
本当に資金繰りが厳しい方へ
資金が届かないことだけは
避けなければいけません。
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