経営の丸投げをしてみると・・・ | 社長が不在でも自然と業績が伸びる組織づくりをマルゴト支援するあなたの心のパートナー

1104号目

 

 

 

リーダーサポートをしている

クライアント先の経営者が、

『どこまでスタッフに任せるべきか?』悩み、

スタッフに経営を丸投げしましたが、

ようやく『できない。』と、納得されました。

 

 

 

 

誰も経営したいと言ってもないのに、

任されるスタッフは、

たまったもんじゃありませんが、

 

 

 

どこまで任せるか?

悩むところです。

 

 

1.ビジョンの作成から実行まで

 すべてスタッフに任せる。

 

2.大きな枠は経営者が作った上で、

 どのようにするかはスタッフに任せる。

 

3.経営者が細かい部分まで決めて、

 実行だけしてもらう。

 

 

 

その経営者は、

1.が理想だと考えています。

 

 

 

スタッフが、この会社の行く末を決め、

そこへ向かうために、

他のスタッフとともに挑戦する。

 

 

 

もし、それができるスタッフなら、

そもそも、この会社にいません。

自分で経営しています。

 

 

そこで働くスタッフは、

リスクを取ってまで、

自ら会社のビジョンを作り、

そこへ向けて、

通常の業務を超えてまで、

挑戦することはしません。

 

 

 

 

 

 

1.の形ができない訳ではありません。

目指すとしても、

段階的にしないと身も蓋もありません。

 

 

 

3.が一般的な会社です。

そこそこうまくいきますが、

ある程度を超えると、

この形では限界がきます。

また、スタッフの不満が出やすいのも3.です。

 

 

この会社も、

以前までは、3.の形を取っていました。

スタッフは、

あまりにも不満ばかり言うので、

 

 

約2ヶ月に、詳しい説明もなく、

いきなり1.の形に切り替えたのでした。

 

 

スタッフとしても、

それまでと全然働き方が違います。

全て、自分達で決め、

自分達で解決しないといけません。

 

 

今まで当たり前だったことが

当たり前じゃなくなっています。

 

 

どう対応したらよいかも分からず、

『ギャフン』と言うことで、

結末を迎えました。

 

 

 

 

 

スタッフとの話し合いの結果、

2.   が経営者もスタッフも心地よい。

そんな結論になりました。

 

 

 

 

試したからこそ、

スタッフも実感できます。

 

 

 

 

2.の形も、そんなに簡単には

実現しません。

 

 

 

 

 

スタッフに丸投げして、試してみる。

そんな会社も面白いですね。

そこで働くスタッフは幸せです。

 

 

 

 

 

先日まで 

リーダーからの不満が奮発していましたが、

今日から、新たな課題に向けて

前向きに悩むことになりそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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