試算表がない会社、その理由は様々です。 | 社長が不在でも自然と業績が伸びる組織づくりをマルゴト支援するあなたの心のパートナー

1077号目

 

 

昨日の続きです。

 

 

 

年末から年明けにかけて、

他の会計事務所に不満を感じ、

移ってこられた

クライアントが数件あります。

 

 

 

有難い話ですが、課題が盛りだくさんです。

 

 

 

 

 

 

全てに共通しているのが、

試算表がないということです。

問題外の外って感じです。

 

 

 

どの企業においても、

それまでの顧問税理士さんは、

試算表を作るという習慣が

なかったようです。

 

 

 

 

規模的に、小さくもないのに、

1年間放置って、怠慢です。

そんなことは、私達にはできません。

 

 

 

 

 

 

 

ご相談があると、どの会社でも、

現状を確認するために、

経営数字を見せて頂いています。

 

 

『どんな規模感なのか?』

『最近、どんな変化があるのか?』

で、

『何が課題なのか?』

 

 

 

 

 

 

社長の話だけを聞いても、

本質が見えないので、

数字を裏付けにして、

社長の話を聞くようにしています。

 

 

 

 

 

 

 

決算から半年が過ぎ、

一年を迎えようとしている会社でも、

試算表がありません。

 

 

 

 

しょうがなく、決算書を見ると、

『何かおかしい!』

 

 

 

 

2、3年間の決算書を並べると、

傾向が見えるはずですが、不自然です。

 

 

原価率も経費も変動が激しく、

正しいのかも怪しく感じます。

 

 

今後の見通しが分かりません。

 

 

 

 

社長はというと、

数字に疎いため、

よく分かっていません。

 

 

お金が回っているから、

目先の心配はないけど、

 

 

 

今後、事業を拡大しようとすると、

心配になるのは分かります。

 

 

 

そんな訳で、

試算表をサッサと作るところから

始まります。

 

 

 

 

 

 

こんな会社なら、まだいいんですが、

試算表すら作れない会社さんが、

1件あります。

 

 

 

 

 

『会社にあった書類を全部盗まれた!』

警察にも届けたそうです。

 

 

 

 

金庫にあったお金も盗まれたといいます。

 

お金が盗まれたのは分かるけど、

なんで、書類まで持っていくんでしょうかね。

 

 

 

 

『盗まれて書類はないけど、

 試算表を作って欲しい!』だって。

 

 

頭が痛くなります。

まずは、あるものから推測してつくります。

 

 

 

 

多分、盗んだのは、

辞めたスタッフのような気がします。

 

 

 

 

全く知らない人が、

ピンポイントで、

大金が入った金庫を盗むでしょうか?

 

 

 

 

しかも、普通の泥棒は、

紙幣に興味があっても、

書類に興味はありません。

 

 

 

 

いい人そうに見える社長ですが、

恨まれていたんでしょうか。

同じことが繰り返されないことを祈ります。

 

 

 

 

 

 

 

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