1075号目
先日、大学時代の同期から連絡があり、
貴重な授業に参加することができました。
『退職者最終講義』
この春、退職されるゼミの教授が
講師を務めます。
たまたま、東京での用事があったこともあり、
参加することができました。
大学を卒業してから23年が経ちます。
卒業して以来ではないですが、
久しぶりに、横浜日吉に訪れました。
たった、40分の授業です。
光栄なことに、その中で、
私が書いた論文の一部が
使われていました。
授業が終わった後に、
こんなことをおっしゃっていました。
学生の研究テーマを与えるときに、
学生のレベルに合わせない方が
期待を超える成果を出す。
その例があなたです。
私は、出来がいい生徒とは
言えたもんじゃありませんでした。
謙遜ではありません。
首の皮一枚でツナガッテいた感じです。
テーマにもレベルの差があり、
頭が悪い学生だと、
できるだろうか?
論文のテーマを決めるとき、
教授は悩むそうですが、
そんな心配は無用だということです。
その本意は聞いていませんが、
私なりに考えてみました。
教授にとって、研究テーマは、
簡単、難しいとレベルの差が分かりますが、
生徒にとっては、雲の上を見るようなもの。
どれも手が届きません。
簡単、難しいとか、
そんな違いは分かりません。
特に、私のようにバカな学生には、
全部難しいんです。
だから、地道にコツコツ
積み上げるしかありません。
ゴールは見えなくても、
『今、何をすればいいか?』
教授のおかげで、
それだけは分かっていました。
階段を上がっていたら、
いつの間にかゴールだった。
そんな感じです。
学生の質に合わせたテーマ決めを
しなくてもうまくいくのは、
学生を信じ、最後まで
サポートする姿勢があってこそ。
与える仕事のレベル感よりも、
与えた後のフォローです。
今の自分はできているのか?
振り返ると、反省することが一杯出てきます。
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