昨日は、クライアントの
経営方針発表会がありました。
その発表のサポートをさせて頂いたのですが、
通常は、半年かけて行うところ、
たったの2ヶ月の準備で、開催に至りました。
懇親会の席で、この2か月を振り返り、
理事長がこんなことを言っていました。
『私とスタッフとの間で、
スピードの違いがあることが分かった。』
正確には、違いがあるとしたら、
スピードではなく、見ているところです。
スタッフは、今を見ています。
経営者は、今を見ずに、
2年後、3年後を見ています。
自分が見ているところまで
付いて来ていないスタッフを見て、
スピードが遅いと感じています。
スタッフは、スピードが遅いのではなく、
止まっています。
信号が青になったとしても、
前に進めないのです。
止まっているというのは、スタッフは、
組織として一貫のある方針に沿っては
働いていないという意味です。
それまで、
意思決定の基準は、本人任せでした。
よい表現をすると、自主性に任せる。
悪い表現をすると、放置です。
方針発表会は、
経営者が方針を発表するとともに、
スタッフも、会社の方針に基づき、
どんな方針で働くのかを発表するものです。
そのために、2か月の間、
全員が、組織としての基準と向き合ってきました。
スタッフに伝わるまで、経営者にも、
こだわりを言語化し直して頂きました。
スタッフは、そのこだわりに基づいて、
自分の方針を考える。
経営者もスタッフも、方針という、
組織の軸を基準に、
互いの想いをぶつけ合う2か月間、
適度な負荷をかけ、
大きく成長したことでしょう。
方針発表会は、スタートです。
これからの更なる成長が楽しみですね。
こんな仕事をさせてもらえることに
私達も、なにより幸せを感じます。
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