980号目 なぜ法人に切り替えたいの? | 社長が不在でも自然と業績が伸びる組織づくりをマルゴト支援するあなたの心のパートナー

 

昨日の続きです。

 

個人事業主の方で、

法人での経営に切り替えるべきか?

悩んでいる方がいます。

 

 

 

 

 

数十年間、個人で経営されており、

今年に入り、知人のご紹介で、

私共とお近づきになった方です。

 

 

 

 

周りからの勧めで、

法人の設立を検討されています。

 

 

 

私達は、単に事業規模が大きいからとか、

消費税が課税になるからという理由だけでは、

法人を勧めることはしません。

 

 

 

 

クライアントである経営者が、

法人にすることによる

メリットとデメリットを理解し、

法人を選択することに納得した場合のみ

法人への切り替えをサポートしています。

 

 

 

 

この方の場合には、

無理に法人にする必要はないように

私達は感じています。

 

 

 

 

するかどうかは別として、

個人事業の場合と、法人にした場合とで、

税金等の負担がどう変わるのか?

気になるところです。

 

 

そんな方には、その方に応じた

シミュレーションをしています。

 

 

 

法人に切り替わることで、

お金の面で、大きく変わるのは、4つです。

1.   代表者に対して役員報酬を支給すること

2.   社会保険に加入すること

3.   生命保険等の金融商品が経費になること

 

この3つがどのように影響を及ぼすのか?

により、変わってきます。 

 

 

そして、もう一つが、これです。

4.   個人と事業とのお金の区分が明確になる。 

 

 

 

いろんな場合が想定されるので、

3種類ほど出してみる。

 

 

やっぱ、社会保険料の負担が大きいですね。

限度額はあるにしても、経営者であれば、

法人が負担する分と個人が負担する分を合わせて

支給額の約30%を負担することになります。

 

 

 

個人事業から法人に切り替えることで、

一般的に、社会保険料の負担が増えて、

税金等の負担が減ります。

 

 

 

この方の場合には、

税金の減少以上に社会保険料の負担が

僅か大きくなるようです。

お金の面からは、どっちでもよさそう。 

 

 

事業の性質上、法人にしても

特に、変わりません。

 

 

となると、

『法人にする想い』が

経営者にあれば、法人にすればいいし、

なければ、そのままでもいいんじゃない。

 

 

私としては、そんなふうに考えています。

 

 

お子さんへの承継もあるでしょうし、

次は、そこら辺からも考えてみましょう。

今日はここまで。

 

 

 

 

 

 

 

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