事業を承継された経営者の方が、
お越しになりました。
自分が事業を引き継いだが、
何をしたらよいか分からない。
ということで、相談に来られました。
ちょっと胡散臭い事業です。
でも、『事業は真面目にする!』
そんな言葉を信じ、お請けする。
その後が問題です。
今までの事業をしている中で、
赤字部分を知人から借り入れているという。
『年内に返済をしないといけないから、
金融機関を紹介してくれないか?』
その事業は現金商売なので、
融資は必要ないはずです。
金融機関へ行っても、
相手にされません。
しかも、借換資金です。
金融機関からの借入ならまだしも、
個人からの借入です。
『なぜ、個人から借りるのか?
契約内容はどうなっているのか?』
疑問に感じるところです。
顧客に関する、細かい説明は省きます。
他にも色々、問題があり、金融機関が
原則として貸すはずのない案件です。
そんなことはしませんが、
私達が頑張れば、
どんな案件でも融資が通るのも事実です。
クライアントから、
『何とかなりませんか?』
そう言われると、
何とかしたくなるのが私です。
それが大きな欠点でもあります。
というのは、私の効き脳は
こんな特徴があります。
A(論理・理性脳)とC(感覚・有効脳)が
顕性になっています。
C(感覚・有効脳)が高いので、
相手の期待には、
できるかできないかは別にして、
何でも応えたくなります。
『できるにはどうしたらよいの?』
なんて聞かれると、
そのまま考えてしまいます。
一方、A(論理・理性脳)も高いので、
論理的に考えると、そんな仕事は
やるべきではないので、断りたい。
そう考えます。
効き脳Aと効き脳C は、相反するものです。
Aを取るか、Cを取るか、
自分の中で、大きな葛藤が起こります。
できれば、自分で決定したくない。
そう感じることもあります。
帰り際に、スタッフから
こんな言葉を頂きます。
『この案件、私はしたくありません。』
その言葉が私を止めてくれました。
直ちに、クライアントに
融資のサポートについて
お断りの連絡をすることに。
スタッフのお陰で、
すっきりした週末を迎えることができました。
こんな効き脳を持っている人は、
自分の中で、葛藤が起こったときは、
自分で決めてはいけない。
大変勉強になりました。
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