サーボーグのような銀行対応に、
戸惑っています。
今年に入ってから、
M&Aに伴う融資が重なります。
買いたい人も、売りたい人も相談に来られます。
私達のところに来られるときには、
当事者間で、売買金額が
決まっていることが多い。
私達も、売買金額の査定をします。
〇〇円から○○円の間でしょう。
M&Aによる売買金額は、一昔前よりも、
相場というのはかなり下がっています。
無茶な金額を出さなくても、
企業の売買ができるようになっています。
逆に売る方としたら、
メリットが減ってきているということでしょう。
今回の案件についても、
私達が査定した金額の範囲内です。
高くもなく、低くもない。
その売買金額は、融資により調達します。
この案件を、M&Aの専門部署がある銀行に
持ち込みました。
すると、専門部署の答えは、
『売買金額が高すぎる!』
そんなことを言っているようです。
銀行のおっしゃることはごもっとも。
私が、もしその企業を買うなら
同じ金額を提示します。
必要以上に高いなら、
『安くしなさい。』
そんなことを言われても、理解できます。
今回は、どう見ても、そんなことはありません。
至って無難な金額です。
銀行は、買う人に融資するので、
間違いなく、安く買う方が、
返済に困りません。
銀行にとっても、安く売買する方が
メリットがあるのは分かります。
でもね。正しい評価や、
買う人に優しいM&Aも必要ですが、
もっと大切なことがあります。
売る人の想いと買う人の
背景と想いです。
売る側にとっては、
『なぜ、この企業を売ろうとしたのか?』
『そもそもこれまで、どんな想いで経営してきたのか?』
買う側にとっては、
『なぜ、この企業を買おうとしたのか?』
『そんな安い金額を提示して、
売買が不成立になり、
買いたいと思っている人が
買えなかったらどうなるのか?』
専門部署は、
そんなこと考えてもないでしょう。
銀行のための審査をしているとしか思えません。
内部で話をするのは勝手ですが、
企業を相手に、
そんな話をするのはどうかと思ってしまいます。
評価なんてダラでもできます。
その評価を受けてどう考えるのか?
そこが大切です。
これを言ったら終わりですが、
サラリーマンだから、分かる訳もない。
でも、そんな人達を相手にするのが私達です。
明日、その専門部署の方にお会いします。
どんな人なのか、楽しみです。
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