888号目 利益があるのにお金がないのは? | 社長が不在でも自然と業績が伸びる組織づくりをマルゴト支援するあなたの心のパートナー

 

 

私たちは、どのクライアントにも、

決算の3カ月前から、

納税額がいくらになるのか?

社長と一緒に予測します。

 

 

 

 

 

 

今月に決算を迎える会社があります。

3ヵ月前から、

このくらいは利益が出て、

このくらいの納税は必要ですね。

そんな話をしていたのが、

現実になりそうです。

 

 

 

その会社は、利益は出ています。

利益はあるけど、お金がない!

なぜだろう?

 

 

 

 

 

 

 

数百万円の納税が見込まれます。

手許に資金がないので、

個人から会社に資金を入れるか、

金融機関から資金を調達するしかありません。

 

 

 

 

 

では、なぜ

『利益が出ているのに、資金がないのか?』

この会社には、3つ理由があります。

 

 

 

 

 

 

1つ目は、借入金の返済です。

 

この会社は既に借入がありますが、

今期は返済するばかりで、

新たな借り入れは行っていません。

 

 

返済しっぱなしの一年でした。

おかげで、借入金の残高は減っています。

 

借入金の返済は、経費ではありません。

利益の後に出ていくものです。

逆に、利益を計上しないと、返済はできません。

 

 

 

 

 

 

 

2つ目は、運転資金の増加です。

 

この会社は、昨年から新たな元請先との

取引が始まりました。

支払条件は翌々月です。

しかも、金額が大きい。

 

 

この取引が、売掛金の増加を招いています。

いわゆる、運転資金の増加です。

今まで通りに資金が回る方がおかしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3つ目は、社長への返済です。

 

役員報酬を低く設定しています。

社会保険料を抑えるために、

役員報酬を低く設定しています。

 

 

役員報酬では足りない部分は、

役員借入金の返済で、個人へ支払っています。

役員借入金の返済は、経費にはなりません。

利益の後に出ていくものが

ここにもあります。

 

 

 

 

これらはすべて、予測通りです。

利益と資金繰りを一枚で見ていくと、

お金の流れは明らかです。

 

 

今月中に借り換えの準備をしていきます。

 

 

 

 

ブロックパズルには出てこないところも

見ていかないといけませんね。

 

 

 

 

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