金融機関は、
企業を信用判定(格付け)して、
その格付けによって、
お金を貸すか貸さないか、
金利をどのレベルに設定するかを
決めています。
どこの金融機関でも、
大きな流れは、こうなっています。
信用判定=定量分析×定性分析
過去3年間の決算書をもとに、定量分析をします。
ここでは数字のみ扱います。
以下、例を示します。
★安全性
流動比率 :流動資産÷流動負債
自己資本比率 :株主資本÷総資本
ギアリング比率:有利子負債÷自己資本
★収益性
売上高経常利益率:経常利益÷売上高
総資本経常利益率:経常利益÷総資本
当期利益額
★成長性
経常利益増加率:当期経常利益÷前期経常利益
売上高
★債務返済能力
債務償還年数
キャッシュフロー額:営業利益+減価償却費
インタレストカバレッジレシオ
数字を当てはめていくだけですが、
ポイントは経常利益です。
経常利益が黒字か赤字かで、
大きく評価は変わります。
そのときはないとしても、将来、
融資の申請を出す可能性がある場合には、
なんとしても、黒字にするのが鉄則です。
後で、泣き寝入りをする人を多く見ています。
2期連続赤字は、門前払いになります。
続いて、定性分析というのは、
数字以外で評価する項目です。
・経営者の能力、業歴
・後継者の有無
・市場の将来性・成長性
・販売力、技術力など
これらをもとに、信用判定が行われます。
数字で採点され、ランク付けされます。
その信用判定をもとに、与信判断を行っていく。
与信判断=
信用判定×取引状況×実態評価
×事業性×支店長の想い
取引状況とは、
まず口座があるかどうか、預金がいくらあり、
借り入れがあれば、返済の履歴はどうか。
実態評価とは、
経営者の個人資産や協力者の資産背景、
ここは、さほど大きな影響はありません。
一番影響があるのは、事業性の部分です。
事業性の評価とは、
一言で言えば、企業の実態把握です。
自社の現状と将来について、
金融機関に分かりやすく伝えることで、
経営計画が実現性が分かります。その結果、
金融機関からの評価も高まります。
経営者の想いは?
誰に何を売っているのか?
外部環境はどうか?
競合先は?
課題は何か?
自社の強みと弱みは何か?
今後の見通しは?
財務を起点とし、
会社の実態把握からはじまり、
会社の戦略、将来ビジョンまで
立派じゃなくても作ることで、
自社の経営には役立つのはもちろん、
融資にも使えます。
そんな経営者の想いが支店長に伝わると、
支店長が貸したくなるんです。
それが支店長の想いです。
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