830号目 あなたの商品は、適正な販売価格に収まっていますか? | 社長が不在でも自然と業績が伸びる組織づくりをマルゴト支援するあなたの心のパートナー

 

こんな方が、融資の相談に見えました。

 

 

 

1人で経営されている方です。

商品の売れ行きはというと、

毎月は売れていない。

売れるときは大きな金額になるけど、

売れないときは全く売れない。

 

 

 

 

事業の性質上、仕入はなく、

売上高がそのまま粗利になる事業です。

 

 

 

今後の見通しはというと、

5月と6月は、売上ゼロ、

7月と8月に、200万円ずつの売上かも

 

 

そうなんです。

売上の見込は、『かも』なんです。

 

 

この会社のすごいところは、

『販売予約は殺到している。』と、

いうことです。

 

 

詳しいことは書けませんが、

自然の影響を大きく受けるので、

商品はできるかどうかが未定です。

 

 

 

 

製品さえできたら、いくらでも売れる!

他から仕入れても売れるんですが、

どこにも出回っていません。

自分で作るしかない!

 

 

 

 

その製品の単価はというと、

世間の相場は、20~30万円のところ、

この会社の商品は高品質なので、

平均で100万円を超えます。

 

 

 

 

なぜ、この事業が不安定なのか?

それは、

経営者一人で、

100万円の商品を扱っているからです。

 

 

 

一倉定先生が提唱する理論の一つに、

『社員一人当たりの物件価格理論』

というものがあります。

 

 

 

事業を行うにあたり、適切な販売単価は、

社員の数に1万円を掛けたものが、

下限であるという。

更に、その10倍した金額が上限という。

 

 

例えば、10人の企業であれば、

10人×1万円=10万円が下限

上限は、10万円×10倍=100万円だという。

 (更にその1.5倍が本当の上限)

 

 

1人の企業であれば、

1人×1万円=1万円が下限

上限は、1万円×10倍=10万円です。

 更にその1.5倍はというと、15万円です。

 

 

 

今回、相談に来られた方は、

1人で事業を行っていますが、

単価は100万円にしています。

 

 

一倉定理論では15万円が上限なのに、

扱っている商品の単価は、

その7倍になっています。

 

 

 

これが、売上高の発生が、

不安定になっている原因の一つです。

 

 

 

この会社の毎月の売上が、

安定してコンスタントに上がるように、

商品とサービスを変えていきます。

 

 

 

 

あなたの会社の物件価格は適正ですか?

 

 

 

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