780号目 銀行との面談では、何もしないのが私達の仕事です。 | 社長が不在でも自然と業績が伸びる組織づくりをマルゴト支援するあなたの心のパートナー

 

 

創業融資での金融機関との面談は、

お客様に断られても、私達は、

同席しています。

 

 

 

最近は、当社のスタッフの成長に伴い、

私が金融機関に行く機会が減りました。

 

 

うちの新入社員は、まだ金融機関への

同席は一人ではできません。

先日、こんな声が聞こえてきました。

先輩に聞いているようです。

 

『銀行との面談に同席して、

 何を話すんですか?』

 

 

先輩のスタッフは、自慢げに

こう答えています。

『何もしないよ。』

 

 

 

新入社員は、驚いています。

何もしないって、どういうこと?

 銀行が貸したくなるように、

 言葉巧みに話すんじゃ・・・。』

 

 

 

 

流石です。先輩のスタッフは分かっています。

私達は、漏れなく銀行との面談に同席しますが、

特に話すことはありません。

 

 

 

逆に、私達が話さないといけない状況とは?

経営者が自分の事業を語れないということです。

そんな会社に、

金融機関は貸したくないんです。

 

 

 

今でこそ、そこまで厳しくないでしょうが、

私が銀行で働いていた時は、

税理士等、同席者がいる場合において、

特に税理士等が出しゃばると、

話しも聞かずに、全て断っていました。

 

 

 

 

面談の前には、クライアントと一緒に

事業の計画を作ります。

その作成をする中で、私達は

クライアントに、様々な質問をします。

 

 

 

 

数字とともに、どんな事業になるのか

情景が目に浮かぶまで考えます。

 

 

 

 

 

計画ができたときには、経営者の中には

その事業に対して確信が生まれています。

 

 

当然ですが、私達が特に口出ししなくても、

金融機関の担当者からの質問に、

経営者なりの言葉で

答えることができるようになっています。

 

 

私の本当の仕事は、金融機関に

行く前に全て終わっています。

 

 

 

 

では、なぜ同席するのか?

理由は2つあります。

 

1つ目は、クライアントに安心してもらうため。

2 つ目は、融資の方針を管理するためです。

 

 

 

クライアントは、金融機関との面談は

初めてのことが多く、緊張します。

 

何を聞かれるのか?

何を言ってはいけないのか?

 

間違えたことをしたら取り返しがつかない。 

こんなことを考えています。

 

 

どう対応したらよいのか分からない。

そんな不安を解消するために、

横に座っているだけです。

 

 

 

 

 

 

 

私達が口出しするのは、

融資条件です。

金融機関が出した条件には、

徹底的にいちゃもんを付けます。

 

 

 

 

 

 

そんな訳で、本日も銀行から

何もせずに帰ってきたようです。

 

 

 

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