741号目 複数店舗の経営は1店舗目から | 社長が不在でも自然と業績が伸びる組織づくりをマルゴト支援するあなたの心のパートナー

 

 

事業を起こすときは、いつも、

今後2年間の計画を考えて頂いています。

 

 

そのときに、2店舗目、3店舗目の出店を

考えておられる方がおられます。

 

 

 

 

 

 

なぜ、そんなことを考えて頂くのかというと、

理由は2つあります。

 

 

 

 

 

一つ目は、銀行対策です。

創業で融資を受けた場合には、

その後、2年間は原則として

資金の調達は再度できません。

 

創業時に、ザックリでいいから、

2年間の資金計画を立ててもらいます。

 

 

 

 

 

2つ目は、

数年後のビジョンを明確にして欲しいから。

ビジョンがないと事業が前進しません。

 

 

 

数年後にどんな事業をしたいのか?

なぜその事業をするのかを考える。

描く中でビジョンは変わるのは当然です。

先を描いて、今の仕事をして欲しい。

 

 

 

社会は常に進歩しています。

下りのエスカレーターの中で、

場当たり的な対応をして欲しくない。

 

 

 

 

 

 

とは言うものの、創業当初に、金融機関へ

2店舗、3店舗を出店する計画を出しても、

その分まで貸すことは絶対にありません。

また、貸すと約束することもありません。

 

 

 

 

『また、そのときの状況を見て考えましょう。』

間違いなく、そう言われるだけです。

 

 

私が銀行員のときも、

そんな対応をしていました。

銀行は、そんな対応しかできないんです。

 

 

 

 

創業時には創業に必要な資金だけを

借りることになります。

 

 

 

 

2店舗目の出店を考えるなら、

1店舗目の出店時から、

次の出店に備えての準備が必要です。

 

店舗や設備は、すぐに用意できますが、

はすぐには用意できません。

 

 

2店舗目を出店するとき、

次の3つのうちのどれかになるでしょう。

 

①1店舗目を自分が担当し、

 2店舗目をスタッフに任せる

 

②1店舗目をスタッフに任せて、

 2店舗目を自分が担当する。

 

③1店舗目も2店舗目もスタッフに任せて、

 自分は別のことをする。

 

 

いずれにしても、一般的には、

1店舗目の運営の中で、

店舗を任せられる人を育てます。

 

 

1店舗目を軌道に乗せることに加えて、

次の店舗の準備をする。

 

 

 

だから、複数店舗の経営を

最初から考えている会社は、

創業時の資金繰りは、

どうしても厳しくなりがちです。

 

 

そんなことも含めて、

創業時に必要な資金を計画します。

 

 

 

 

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