722号目 その無茶が共感される組織に向かうには? | 社長が不在でも自然と業績が伸びる組織づくりをマルゴト支援するあなたの心のパートナー

 

 

昨日は、毎月スタッフ研修を行っている会社にて

次回の研修についての打ち合わせでした。

 

 

 

 

 

組織づくりは、すぐにできるものではありません。

専務とスタッフの想いのズレを解消し、

毎月少しずつ進歩しています。

 

 

 

 

事業承継を予定している専務である息子さんが

主導的に動き、この一年間で、

この会社は、大きく変わりました。

 

 

事業を継続するのがやっとの状態から、

顧客に安心を提供するサービスへの転換により、

スタッフが1.5倍に増え、

売上高が2倍になりました。

これから更に伸びる予定です。

 

 

 

少しずつ、新しいものを取り入れ、

改革を行い続けています。

 

事業の方向性はもちろんのこと、

業務内容も大幅に変わっています。

 

専務は、様々な勉強会に参加し、

気付くと、新たな取り組みをすぐに始め、

スタッフも戸惑いながら

付いていっているという状態です。

 

 

 

 

 

 

専務の力なしでは、

ここまでに至らなかったでしょう。

 

 

 

でも、最近、

専務の無茶が目立つようになりました。

誰もが、『何でそんなことやってんの?』

そう感じてしまう程に。

 

 

 

専務はというと、

『なんで、分かってくれないんだ!』

想いのズレが段々大きくなっています。

 

 

 

 

専務は一人で勉強し、レベルが上がります。

自分の中では納得して、

社長やスタッフに説明しています。

 

でも、その説明があっさりなんです。

専務は全て分かっているけど、

他の人は、よく分からない。

 

 

 

専務は、みんなのためと、

思ってしていることでも、

周りからは理解できません。

 

 

何となく考えていることは分かるけど、

全容が見えていないから、

言われたことをしてるだけ。

 

 

私達が、スタッフとの面談をしていますが、

専務との想いのギャップにより

業務に支障が出ていることが分かります。

 

 

 

専務と、専務以外では、

見えている景色が違います。

 

 

見えている景色が違うと、

受け取り方は違います。

 

 

 

今回の打ち合わせで、

専務の動きや考えが

父親である社長や、スタッフに

理解されていないと、

ようやく気付いて頂いたようです。

 

 

 

 

見える景色を合わせる。

そんな初歩的なことから、

次回のスタッフ研修はスタートです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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