706号目 節約して、どうするの? | 社長が不在でも自然と業績が伸びる組織づくりをマルゴト支援するあなたの心のパートナー

 

新たに事業を始めるとき、

手許資金がないから

できるだけ支出の負担を減らいたい。

それは、誰でも考えることです。

 

 

支出には原価固定費に分けることができます。

 

 

原価とは売上高に対応するものです。

サービス業などで、原価のない事業では

考える必要はありませんが、

販売業や飲食など、原価が発生する事業では、

避けられない支出です。

 

 

 

 

売れもしないのに、

不必要に購入する必要はありませんが、

抑えすぎると、売れなくなる。

原価とはそんなものです。

 

 

 

 

今回、相談された方は、サービス業の方です。

原価はなく固定費だけ

発生する事業を始める方です。

 

 

 

 

固定費は、大きく分けると2つあります。

抑える固定費と、

資金が無くても出すべき固定費があると

私達は考えています。

 

 

 

具体的は、次の2つです。

 

①運営費

  家賃、リース料、

  通信費や水道光熱費などの

  会社の運営に必要な費用

 

②戦略費

  交際費、広告費、研究費などの

  粗利を伸ばすための費用

 

 

 

この2つは区別しないといけません。

 

 

 

 

①運営費は、最低限必要な費用ですが、

これを増やしても、快適に仕事はできても

売上が増えることはありません。

これは、抑えるべき固定費です。

 

 

 

一方、

②戦略費は、粗利を伸ばすための費用です。

新たな商品やサービスを開発するために費用や、

顧客を増やすための費用などのことです。

 

 

 

 

 

事業を始めたばかりで、

粗利の見込がない場合には、

②戦略費を投資しないと、

いつまでたっても、粗利は伸びません。

 

 

 

 

その方の方針をお聞きすると、

『資金がないから投資しない。』とのこと。

 

 

 

 

そういう考え方は間違っていませんが、

その理由に引っ掛かります。

 

 

 

 

 

『もし、お金があったら投資するのか?』

 

 

その方は、『新たなサービスの開発に投資したい。』という。

お金がないなら借りるだけのこと。

 

 

 

 

投資したことで、早く資金は回収し、

返済も可能です。

計画をつくることで、先に投資した方が有利か、

資金を貯めてから投資した方が有利か

判断できるでしょう。

 

 

 

 

現状できるか?、できないか?ではなく、

まず、『どうしたいのか?』を明確にすることです。

そのためには、『どうすればよいのか?』考える。

 

 

 

 

 

 

 

『自分の事業を

 いつまでに、どうしたいのか?』

 

 

明確なビジョンを持つことから

迷いがない意思決定ができる。

 

 

 

 

『能力、環境など、制限なく、

 すべての条件をそろうとしたら、

 どうなりたいか?』

 

 

そこから考えてみませんか?

 

 

 

 

 

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