すでに個人で事業をされている方から、
年明けに向けて、法人を作りたい。
毎年、そんな相談がいくつかあります。
相談があったのが6件に対し、
実際に、法人を設立させる方が2件です。
私達は、法人化を勧めている訳ではありません。
『法人化を考える機会』を提供しています。
平成29年に売上高が、
1,000万円を超えるなどし、
来年から消費税の課税事業者になる
タイミングで考えるのが一般的です。
事業が拡大し、更なる拡大を考えたい。
法人にすることで、対外的な信用力を示し、
受注と雇用の安定を図りたい。
しかも、法人を設立することで
消費税の課税が、1年から2年の間、
免れることができるなら、一石二鳥。
そんな考えです。
でも、一方で、法人の場合には、
社会保険の加入が必須となります。
会社が負担する社会保険料は、約15%です。
従業員が負担する率も約15%です。
経営者自身の分は、
会社負担分と従業員負担分を合わせると、
約30%の負担となります。
例えば、役員報酬を年間1,000万円払うなら、
社会保険料は、年間で約280万円になります。
国民健康保険と国民年金の合計の倍以上。
更には、これって、場合によっては、
法人の利益に対する課税割合よりも、
高いことがあります。
役員報酬を支給することで、
会社の利益は減るが、
社会保険料の負担が大きくなる。
役員報酬を支給しないと、
会社の利益は残り、法人税等を支払う。
どっちが得かと言えば、
役員報酬を払わずに、
法人税等で払った方が
有利になるってこともあります。
役員報酬を払わないなら、
どうやって役員に資金を払うのか?
別の問題も出てきます。
法人にすることを検討しても、
個人のまま事業を継続される方と、
個人を廃業し法人を設立する方に
分かれます。
税負担や社会保険料の負担だけを考えて、
『どっちが有利?』を判断基準にする方は、
そもそも、法人の設立は止めた方が無難です。
お金を超えた、ビジョンがあるときに
私達は、法人設立のお手伝いをします。
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