570号目   個人で資金を調達して、法人を設立した場合の落とし穴① | 社長が不在でも自然と業績が伸びる組織づくりをマルゴト支援するあなたの心のパートナー

 

個人で事業を始めて、

金融機関から資金を調達した

クライアントが、いらっしゃいます。

 

 

 

 

 

資金を調達した直後に、

法人を作ろうと、銀行へ行くと、

若い担当者が血相を変えて、社長に、

こんなことを言いました。

 

 

 

『それだけは止めなさい。

 取り返しのつかないことになる!

 税理士さんがいいと言っても、

 銀行としては認めません!』

 

 

 

 

 

何の確認も説明もなく、

上から目線で言われたようです。

クライアントは、怖くなり、

私に電話をしてきました。

 

 

 

 

 

『銀行にこんなこと言われたんですが、

 どうしたらいいですか???』

 

 

この話しを聞いて、

銀行の担当者の本心がなんとなく

想像できます。

 

 

 

 

 

そんな電話があった後、私が

直ちに、その銀行に伺うと、

担当者が出てきて、

笑顔でこう答えました。

『何の問題もありませんよ。』

 

 

 

 

まさか、私がすぐに来るとは

思わなかったようです。

態度が、180度豹変します。

 

 

 

若い担当者が、ここまで態度が変わるとは

思ってもいませんでした。私としては、

『OKなのはいいけど、

 担当者の本心を知りたい。』

 

 

 

 

 

 

『なぜ、社長を脅したのか?

 本当の理由を言ってみて!』

 

 

小さな声で、こう答えました。

『書類を作るのが煩わしいので、・・・・。』

 

 

『マジか!』とは思ったけど、

案の定でした。

 

 

 

法人で借り直すには、銀行内で手続きが出てきます。

 

大変な思いをして、融資の審査書類を作り、

実行したのに、もう一回書類を作り直すことになる。

正直、面倒くさい!

 

 

 

その気持ちは分かるけど、

独りよがりな考えを

仕事に持ち込まないでほしい。

 

 

 

 

 

話しは変わりますが、

ここには、意図せずとも

法を犯す可能性が隠れています。

 

 

それは、金融機関の人なら

誰でも知っていることです。

 

 

多分、そのことが頭によぎり、

若い担当者は、

そんな言葉を発したような気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

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